御殿万歳(ごてんまんざい)

TEL.052-603-2211

カテゴリー:遊ぶ・観光 その他  エリア:東海市

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万歳は新年を祝って、太夫(たゆう)と才蔵(さいぞう)が歌い踊る伝統芸能。東海市では御殿万歳が有名です。
 御殿万歳は、江戸時代までは盛んでしたが、明治時代より後、だんだんはやらなくなり、加木屋(かぎや)町、横須賀(よこすか)町辺りでほそぼそと伝えられるくらいになってしまいました。
 昭和36年ごろ、「このままでは御殿万歳がなくなってしまう」と保存会ができ、昭和44年には市無形民俗文化財にも指定され、みんなで大切に守り伝えています。

●御殿万歳の昔むかし
 鎌倉(かまくら)時代、今の名古屋市北区辺りのお百姓さんが始めた尾張万歳が大ヒット。うわさを聞いて、寺本村(今の知多市八幡)の若い人たちも万歳を習いました。
 そのニュースが隣の藪村(やぶ村・今の養父町)、加木屋村(かぎや村・今の加木屋町)に伝わり、ここでもみんなが覚えました。そして尾張万歳は、養父町、加木屋町、高横須賀町の辺りにでも広まったのでした。
 そして江戸時代の初め。横須賀村(今の横須賀町)に尾張藩(おわりはん)のお殿様・徳川光友(とくがわみつとも)公の御殿ができ、今の安城(あんじょう)市の辺りからたくさんの占い師がやってきました。彼らが村の人に教えたのが三河万歳です。
 この二つの万歳が、東海市の御殿万歳のもとになっているのです。

●御殿万歳はこんなお話
 「鶴(つる)は千年 亀(かめ)は万年」というせりふからはじまって、おめでたい言葉が続きます。
 御殿万歳の前半は、柱を立てて御殿をつくる場面。これから御殿をつくります。1本1本柱を立てていき、御殿の門には鶴が巣をつくります。せりふをよく聞いてみたら、不思議なことに気付いたよ。
 「まづ(ず)一本の柱が一の宮/真澄(ますみ)高尾(たかお)の大明神(だいみょうじん)/二本の柱が二の宮神社/三本の柱が榊(さかき)の明神/四本の柱が弁財天(べんざいてん)ヨ/五本の柱が津島の神社」。
 それぞれの柱に神社(じんじゃ)や神様の名前が付いています。どうしてでしょうか。
 昔から、柱には神様がいて、その家を守ってくれると信じられてきました。家で一番太い柱を大黒柱(だいこくばしら)と呼ぶのは、このことがもとになっているようです。
 だから、御殿万歳でも柱に神社や神様の名前が付いているんです。
 いよいよ門が開きます。七福神(ひちふくじん)もやってきて、踊りを踊ってとてもにぎやか。楽しそうですね。


●七福神の舞
 御殿万歳の見せ場は何と言っても七福神の舞(まい)。次つぎと神様が出てきて、おもしろいしぐさをするのです。鼓(つづみ)の音に合わせて「エヘ、オホ、エヘ、オホ」って笑うから、見ている方も、つられて笑っちゃいます。

恵比須(えびす)
鼓を担(かつ)いでその場でぐるりと回ります。

大黒天(だいこくてん)
鼓を担いで、手で口を隠(かく)したり見せたりして笑っています。

布袋(ほてい)
ほおをふくらまし、両手で支えた大きなおなかが重そうですね。

寿老人(じゅろうじん)
腰(こし)が曲がり、杖(つえ)をついたおじいさん。

福禄寿(ふくろくじゅ)
頭が長い神様で、頭に鼓を載(の)せます。

弁財天(べんざいてん)
「すんにゃり、ぐんにゃり」と女らしいしぐさをします。

毘沙門天(びしゃもんてん)
弁財天に焼きもちを焼いて、鼓や扇子(せんす)をさかずきにしてお酒を飲むかっこうをします。

住 所 東海市 アクセスマップ
電話番号 052-603-2211
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