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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2017年 3月 13日のコラム

マグノリア(木蓮) 花言葉「自然への愛」


前回の続きです。主人の胃腸風邪は意外と早く治りました。
が,その数日後、今度は私が胃腸風邪〔嘔吐・下痢〕に遭い、
しかも、強烈な痛みが左足〔腰から幻肢痛に至る全て〕を襲い,
約1週間、両苦痛を抱え,大変な日々を過ごしました。

体の自由が利かない分,主人の介護は本当に大変です。
その主人に,“ごめんね、ありがとう!”と言いながら,トイレへ連れて行って貰いますが,
“い~よ~!これ位しかやってやれないからな。”と,さらり;;;
この介護について私が,良く口に出して話をさせて貰っているのが,
〔介護する側,される側。時には弱音を吐いたり,火花を散らしたり・・・〕等々です。
孫が通う中学校でも,そのような事を話して来ました。

数日後,学校から生徒が書いた「感想文」が届き,
孫の未侑ちゃんが書いたのを読むと,
『くーちゃんが今の体になった理由や,ずっと思って来た事を今日始めて知って,びっくりしたし、
凄く悲しくなった。でも話を聞いて,くーちゃんが今日まで生きて来た凄さ、
強さを知る事が出来て,本当に良かったなと思った。
今日は学校に来て,話をしてくれて、ありがとう』。
大勢の生徒の中,私を恥ずかしがる事も無く,皆と一緒に話を聴き,
このように書いてくれた孫に,嬉し涙です;;; 

もう1つ,私の誕生日に届いたメール,
【武下さん,お誕生日おめでとうございます。
私のような若輩者から,こんな事を言うのは生意気かも知れませんが・・・。
大変お辛い事は承知していますが,ご病気になられて私達は出会いました。
武下さんはいつも私達に診て貰えて良かったと仰いますが、
私達の力では救う事が出来ず、力及ばない事、本当に申し訳ないと思っています
。何を伝えたいのか分からなくなって来ました(笑)。
私は,武下さん御夫婦に出会えて本当に幸せです。
愛知のお母さん,お父さん,これからもお元気でいて下さい。
みんな、武下さんが大好きです♪】

心優しい恩先生、感謝します。涙;;;;;