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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2009年 6月 22日のコラム

ピンクの紫陽花 花言葉「家族の結びつき」


入院した次の日、
どんどん、がちゃがちゃと、
ドアを触る音が。
 
孫が来てくれました。 
小さな体が見えない、と思ったら、
主人の車椅子を押していました。 
この春、保育園の年中さん(パンダ組み)
になった、藍加ちゃんから、
「くーちゃん、おめでとう・・」と、私に、
可愛いガーベラの花を・・・ 
その横では、神妙な顔をした、2歳になる
知愛くんが、真っ赤な薔薇を、
「じーちゃんに・・」と、手渡している。 

二人とも、ちょっと恥ずかしげに。  
主人は疲れた顔をしている、
眠れていない様子。 
顔も、心なしか、青白い。
主人と、私にとって、
孫の笑顔、声は、最大の「妙薬」となりました。