ちたまるナビ会員の方

ID/Mail
パス
ワード

K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
モバイル版
学校メルマガ
ちたまる安全安心メルマガ
東海市子育て情報メルマガ
ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2009年 8月 24日のコラム

ピンクの日々草 花言葉「楽しい思い出」


ある日、息子からのメールにて、
不思議なほど、嫌な予感がした。

次の日、息子が、犬の「ソエル」を病院へ連れて行くとき、
「お父さんも一緒に行こう・・」と、珍しく、主人を誘ったんです。
動物病院から帰ってくると、主人は息子に、
「お母さんに、ちゃんと話せよ・・」と言い、
息子は、私の側に来て、
「急で悪いけど、転勤が決まった・・」と話す。 
私は「そんなー、どうして・・?」と、涙で話が続かず・・・
「お父さんの目が良くなり、僕の出来るかぎり、
お母さんの介助をするつもりだったけど、ごめん・・」と言われ、 
主人は、「サラリーマンの宿命だ、笑顔で送ってやろう・・」。
そういう主人も、寂しげでした・・・