ちたまるナビ会員の方

ID/Mail
パス
ワード

K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
モバイル版
学校メルマガ
ちたまる安全安心メルマガ
東海市子育て情報メルマガ
ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2011年 10月 24日のコラム

桔梗 花言葉「やさしい温かさ」


東海市民病院内の(9月1日~30日)
「絵の作品展」が無事に終りました。
観て頂いた皆様に、心から感謝を申し上げます。

続いて10月11日~25日迄、
東海市太田川駅東にこの春新設されたばかりの
「市民活動センター」で、
「絵の作品展」が始まりました。

実はその展示の事で、
私の心には不安が一杯あったのです;;
(市民病院での展示も迷ったほど、
その頃は心に余裕がなくて@@
それは、絵とコラムにも書かせて貰いましたが、
大事な右手が急に痛みと屈曲強くなり、
もうこれで私は駄目になる。
絵も描けない。笑顔も出ないと悩んでいた時) 

そんな時、近くに来たからと
活動センターの寺島さんが、
「どう、元気している^^」と顔を出して下さったのです。

私は悩んでいる胸の内を話しました。
すると寺島さんは、
「別に新しい絵でなくても、
今までに飾った物で大丈夫だから新しい絵にこだわらなくていい。
何回同じ絵を観ても、また観てみたいと誰もが思う絵だから。
武下さんの不安な気持ちは良くわかるけど
心配せず作品展やって下さい。
でも絶対に無理はしないでね」

その言葉でふっと、心の中にあった不安が消え、
もう一度自分を見つめなおす意味で“原点”に戻り、
色紙に描いた初期の絵からキャラクター、
新作を含め「30点」を飾って頂きました。

寺島賀子さん、
私に大事な事を思い出させて下さった事、
感謝します。