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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2012年 7月 30日のコラム

檜扇(ヒオウギ) 花言葉「誠実」


7月17日、ようやく梅雨が明けました。

それでも九州地方は毎日のように
大雨、大洪水に見舞われています。

私の主人は大分県の中津市が実家。

その実家のすぐ近くを流れる「築城橋」も崩壊寸前。
避難警報も出ました@@ 

大きな実家に1人でいる義姉に、
主人と私は毎日電話を掛け様子を聞いています。
“何とか洪水の被害はまともに受ける事は無かったけど、
怖かったー^×^”
義姉のそんな話を聞き、
テレビでニュースを観ていると義姉の怖さが伝わってきます。

時々、中津市がテレビで紹介されますが、
大概が「唐揚げ」^口^ 

実家に帰ると必ず遊びに行った名所「耶馬溪」。

菊池寛の小説「恩讐の彼方に」で名高い青の洞門。
今から270年ほど前、禅海和尚が村人の為に、
ノミと鎚だけで掘り抜いた洞門。
隧道の長さは342メートルもあり、
30年もの長い歳月で完成。

その先の耶馬溪橋(別名・オランダ橋)の川に
大きな鯉がいて、手を叩くと寄ってきます。

橋を渡ると「レストハウス洞門」
(観光バスが止まるほど大きなお店です。
ちなみに其処のご主人は主人の同級生が経営者。
行く度にご馳走になり、お土産も頂いていました^♡^)

その青の洞門も水に浸かり、耶馬溪橋は流され、
レストハウスは屋根の下まですっぽり豪雨が押し寄せ、
お店の中は何もかも流されてしまいました;;

テレビで観るその名所は無残な姿と化し、
主人は“あーあー@@”と大きな溜息とも取れる声で見つめています。