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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2015年 5月 11日のコラム

芍薬 花言葉「はにかみ」


早いものでもう5月!!
5月と言えばGW。
皆様はこのGW、どのようにして過ごされますか!?

私は、相も変わらずベッド上で過ごします。
1週間前、孫の藍ちゃんから電話があり、
“2日の日、パパのお仕事が終ったら行くね^^♪
多分、夜の9時か10時頃になると思うけど。
あっ、ママがね、お布団を干して置いて欲しいって。”
さ~!主人の仕事がまた一つ増えました。

4月20日に終った「絵の作品展」の絵が額に入ったまま、
玄関の廊下にデ~ンと置いてあり。
階段には古新聞と、戴いた飲料水などが
足の踏み場も無いぐらいあり、
台所から洗面所には冬物の衣服が(洗濯済み)
ハンガーにぶら下がったまま。

“日にちが迫らないとやる気力が出ない><!!”と
言っていた主人も30日になり、
ようやく重い腰を上げる。

まず絵の額を片付け、続いて洗濯物をたたみ、
新聞紙、段ボール箱を縛り集積所に持って行く。
腰が痛いと言いながら、
“自分がやるしかないからな~><!”と
独り言のように言っている主人。

戴いたスズランの花の絵を描きながら、
チラッとその横顔を見ているしかない私は
正直言って、その言葉でこの体が疎ましく思う瞬間でもあり、
主人に申し訳なく辛い気持ちにもなります。

人が住む家は年月、年数が経てば経つだけ物も増えます。
特に私は捨てられない性分なので、尚、物が増えます!!

いらない物や、
2~3年経って着ない洋服類は捨てれば云いのですが、
それが出来なくて!×!

それでも孫達が来てくれる嬉しさは格別^^♪。
主人も私も、その会える日を楽しみに待っています。