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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2017年 12月 4日のコラム

シンフォリカルポス(別名=雪晃木) 花言葉「いつまでも献身的に」


入院3日目。いよいよ今日は午後から,全身麻酔の日です!
午前中,PTのリハビリがあり、人に聞こえるぐらいの緊張の中(少々オーバーですがf^^)
美香先生が体の凝りと一緒に,その緊張も揉み解して行ってくれる!!
リハビリ後の時間は,真っ赤なポインセチアの花の絵を下描きしていた所に,
色を塗る(深夜眠れず描いていた)。でも眠れなかった割には,眼も頭もしゃきっとしている!
根気良く根気良く,麻酔の事は忘れ絵に集中!!

午後2時20分,リハビリ科の舟橋先生が,看護師さんと一緒に迎えに来てくれると,
急に顔が強張り,またドキドキ・・・。6番の手術室へ入る!
何度同じ光景を見ようが,本当に怖い><。何故か,恩先生も柴田先生の姿も無い?余計緊張が走る。

そこへオペ室の麻酔科医の先生が私に,“武下さん,緊張している^^?緊張するよな~!
僕も緊張しているよ^^!でも心配ないからね”と優しい笑顔でそう言ってくれた時,
平野先生と赤堀先生が来てくれて,少しホッとする。
柴田先生は時間に間に合わなかったけど,私が眠った後に来てくれたとの事。
恩先生は何と高熱が出て,急遽自宅に帰ったとの事,後で知りました!!
不安一杯の中,麻酔が入ると,あっと言う間に宇宙の旅に。

“武下さん,武下さん,お疲れ様,終わりましたよ。良く頑張りましたね^^病棟に戻りますからね!”。
半分眠ったままで病室へ!けど,どんどん痛みが体中に走り,普段座って寝ている私には,
この寝かされている姿勢がどれだけ苦しいか><。
その寝姿の苦しさを知っている主人は,酸素マスクを付けたままの私を抱えベッドに座らせ、
クッションで頭,体を固めて?くれる。
後はこの寝苦しさと,坐骨,仙骨の当たる痛さには耐えるしかない><。
でも麻酔の残っている身体、ほぼ一晩中眠ったり起きたりしていた気がする。

翌朝は,何時もの全身麻酔より,楽に体が動く!
“良かった~,これで又,半年間は家での生活が,今までと同じ生活が出来る。良かった~”。
先生方に感謝!!