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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2017年 12月 18日のコラム

次郎柿 花言葉「恩恵」


入院5日目。深夜、坐骨,仙骨が非常に痛く,顔が歪む,“痛いイタイ><”。
我慢出来ず,看護師さんにお願いをして,タオルを入れて貰い,痛み止めの薬,ロキソニンを1錠飲む!
4時過ぎ,痛みが和らいで来た所で,下描きしてあった絵に色を塗る。
色を塗りながら,“あ~痛いな~><苛々する~!
でも,この今を乗り越えれば,明日、退院出来る^^”と独り言を言いながら,時を過ごす。

9時(PT)美香先生のリハビリ中,白血球の数値の高い話などをしていると,志乃先生がお見えになり、
壁に飾ってある絵を観て,“わ~^^綺麗に描いて戴いて,嬉しい♪ありがとう。”
と言ってくれる言葉に,痛みも忘れ笑顔になる。
志乃先生に戴いたアメジストセージの花。こんなに喜んで戴けて,私も嬉しい!!

午後2時半,看護長さんが見えて,“入院中,病室内,看護師などに関して,
何か不都合な事は無かったですか?”と聞かれる。
私だけでは無く,入院患者さん皆さんに聞いているとの事!
いろんな面で,患者さんが病気以外で,苦痛に思う事が合ってはならない事。
それで,良い所悪い所を改善して行くのが看護長の勤め…と話している所へ,
大渕さんがお見舞いに来て下さる!半年振りに大渕さんと会って,色んな事を聞いたり話したり。
でも楽しい一時はあっと言う間に過ぎ,“じゃ^^また次の入院まで”と言って,笑顔で別れる。

4時半,平野先生が,“手術室で見た両足の筋肉が余り落ちていない事で,
普通の人だったらガタ落ちして,痩せ衰えてしまう所だけど,武下さんの脚はそんなに落ちていない!
他の先生達と話し合った結果,余りの痛さで脚がぴょんぴょん跳ねたり,
勝手に動いて脚に力が入ったりする,その動作で筋肉が衰えず、
残っているのでは?との話が一致した。”と話してくれる!! 

入院6日目。今日は退院の日!入院費を払い,お薬を貰って,看護長にお礼の手紙を渡す。
“あ~退院だ~♪♪”。帰路途中,次男家族と一緒に,
「ノンナ・カコーレ」で、退院祝いのランチを食べる^-^!