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武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2018年 3月 26日のコラム

紅梅 花言葉「優美な人」


寒い冬の最中に,春の訪れを最初に告げるのが,梅の花。梅は奈良時代に中国から伝来しました。
梅の呼び名も,中国読みの「メイ」が変化したものとも,「うむみ(塾実))」が変化したものと
色々な説があり,九州地方に古くから自生していたとも言われていますが,
通説としては中国から伝来してから育成され改良され,今の梅の木になったと言う説が一般的です!!
花言葉の由来のほとんどは,見た目の美しさや雰囲気から来ているとされていますが,
その中で梅の花の〔忠実〕〔忠誠〕には,次のような由来があります。

☆【〔忠実〕と言われる花言葉の由来=平安時代に菅原道真と言う貴族がいました。
皆さんがご存知の天神様と呼ばれる学問の神様です。
道真は醍醐天皇の御代に右大臣にまで上りつめましたが,時の左大臣である藤原時平との政争に敗れ,
大宰府に左遷される事になってしまい,無念の思いのまま引っ越さねばならなかった道真は,
屋敷で慈しんでいた庭の木々に別れを言い,中でも梅の木には,
《東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな》と言う歌を送りました。
主人を忘れる事が出来なかった桜は悲しみで枯れてしまい,
松と梅の木は大宰府にいる道真の元へと空を飛んで行きましたが,
残念ながら松は途中で力尽きて落ちてしまいました。が,梅の木だけは道真の元に辿り着き、
それが,大宰府天満宮で飛梅と呼ばれる梅の木です。その事から〔忠実〕と言う花言葉が生まれました!!】。

☆【〔忠誠〕と言われる花言葉の由来=主君への忠誠を貫き通し仇討ちした事で有名な,
赤穂浪士のお墓が泉岳寺にあり(忠臣蔵の事です)。
ここには浅野巨匠頭の妻であった瑶泉院が,浪士の墓守をしていた尼に,
墓に植えて欲しいと託した梅の木があり,尼は浪士の墓の傍に,この梅を植えて終生大切にした。
この事から〔忠誠〕と言う花言葉が付いたとされています!!】。

他に,『白=気品・澄んだ心』『赤=優美な人・優雅』
『桃色=清らかさ』があります。又,実は,【薬や食用】として重宝されています!!