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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2018年 5月 28日のコラム

牡丹(ボタン)  花言葉「風格」


先週の続きです!午前2時過ぎ,看護師さんに座薬を入れて貰った後、
家から持参したホカロン3つと,看護師さんが持って来てくれた熱いタオルを左足大腿部に押し当て,
隣のお部屋の患者さんに聞こえないように,泣き声を押し殺し,その強烈な痛みをぐっと,耐える><;;;。
この状態を一晩中続け,明け方には体中がぐったり>志乃先生がすぐ来て下さったが,なすすべもなく,只,私を見つめ,“お辛いですね・・・><”。

その後,陽子先生が,“今から〔ばんたね病院〕へ行ってくるね。辛そうだね~!”と言いながら,
足早に病室を後にする。お昼ごろには強烈な痛さも遠のき,ホッ!!
下描きしていた「撫子」の花に色を塗る。昼食は卵焼きを半分だけ食べる!

午後1時40分ごろから,又,強烈な痛みが出て,“ギャ~イタ~イ!もう嫌だ~”。
その1時間後,眼科から呼ばれ,痛い体を隠し眼科へ!視力検査はかなり落ちている。
左右共に「0,8」他に,眼圧・涙腺の検査・瞳孔を開く目薬を入れ,診察室へ!
“白内障もかなり進んで来ていますが,今すぐに手術をしなくても,まだ大丈夫ですよ^^。
視力の方も,眼鏡を掛けての検査では1,2の視力がありますので,まだ大丈夫です”と言われ,
少し安堵した!!検査終わり,お迎えの看護助手さんを待っている内に,また,あの強烈な痛みが出て,
左足が勝手にピョンピョン跳ね回り,“痛い><イタイ・・・”と小声で言っていたのを,
受付の方の耳に入り,“急ぎ来て下さい”と,再度病棟に連絡を入れて下さる!

部屋に戻ると主人が来ていて,“大丈夫か?何もしてやれずごめんな;;;”と,
そこへ手術室の麻酔科医の先生がお見えになり,“この状態では話を聞くのも大変ですね”と言って,
主人と話す!8時半,主人が自宅へと戻る。痛みは和らいでいる・・・が,
11時20分,また強い痛みが出て,看護師さんに,“もう駄目;;;2~3分で良いので此処にいて。
この心が折れそうで耐えられない;;;”と泣きながらお願いすると,
そっと,坐骨を撫でてくれる。2晩続きの痛みに,正直心が折れた!!
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