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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2018年 6月 11日のコラム

枇杷(ビワ) 花言葉「治癒」


入院4日目の深夜。
全身麻酔後の身体,処置後の痛みもだるさも徐々に薄れ,久し振りにゆっくり眠れた^‐^。
が、明け方の4時ごろ,急に又痛みが襲い,慌ててホカロンを両足大腿部辺りに当てるf><。
今朝の朝食はまだ喉を通らず,水分を多く飲んで,薬だけ飲む!!

午前8時45分,約8ヶ月振りに柴田先生に会えた~^^!
私の病院外来の火曜日は,外病院へ行っている為,ほとんど会えなかったので嬉しい♪♪。
“武下さん,どうですか?まだ痛みますか・・・?”と,私が待ちに待った柴田先生が,
優しい笑顔で目の前にいる!私は,“先生;;;久し振りに先生の顔を見たら,
涙と一緒にこの痛みが急に和んで来ました^^”!
“本当に久し振りですね^^!でも武下さんの絵が,この回復期病棟に沢山飾られていて,
私達も患者さん達も,心和ませて貰っていますよ^^♪”。
柴田先生のその言葉で,不思議なぐらい,あの強烈な痛みがどこかへ・・・!!
人間の体は本当に摩訶不思議に出来ていますね。正直言って,私のこの体がそれを実証していますf^^!

その後,入院中の主治医である森志乃先生が来て下さり,
“右手の爪が切ってなかったから,私が今から切りますね。痛かったら言って下さいね^^。”
そこへ平野先生がお見えになり,“昨日より顔色が良くなって来たね。車椅子の事だけど,
作ってから年数もかなり経っているので,タイヤもクッションも替えた方が良いと思うので,
東名さんに話しておくね!!”。

午後2時50分,将先生(OT)のリハビリ。続いて3時55分,高見先生(PT)のリハビリ!
5時20分陽子先生が,カーネーションとスプレーマム・スプレー菊を持って来てくれて,
“絵,描けたらで良いので,描いてね^-^”とか話していると,すぐ呼び出しがあり,
“ごめん><,又来るね~”と言って,足早に部屋を出る。先生方は本当に忙しそうだ!!
そんな忙しい中,病室に来て下さる先生方に,心から感謝。でも,今日も絵は描けそうも無い><!
痛みのため,体が疲れきっている。でも明日は絶対に描く・・・!!