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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2018年 8月 13日のコラム

実らない巨峰 花言葉「思いやり」


8月2日,明け方の5時過ぎ,いきなり左足〔腰から坐骨・足の付け根・大腿部から,幻肢痛に至る全て〕が
強烈な痛みに襲われる!!その痛さは,口に出して言うのも辛い痛さ★><!でも話します!!

【膝から脚が無いのに、あった時とそっくりそのままあるのが,幻肢痛です。
その無い足の甲や踵などに,鋭利なナイフで切り刻まれ,強烈な電流がビビッ~ビビビ~ッと
指先から膝までの足全体に流れたと思ったら,その電流の流れが膝から逆流して,
指先に戻る!!この時の痛さは尋常ではありません><
!そして膝上から腰の辺りは,ベッドのクッション等に触れ,座っているだけでも涙が出るほど痛く,
足の付け根をグルングルンと回してスポッと抜いて,放り投げたくなります】。

この時の痛さを上手く言葉に表すのは,非常に難しいです。
ごめんなさい,こんな言い表し方しか出来なくて・・・!その痛みに効く『薬』はありません。
従って,365日,両脚に湿布を貼り,座薬(ボルタレン50)を使い,
後はこれも又,365日《ホカロンと電気毛布》を使っています!!

この日は何と,名古屋で【39,6℃】と言う,気温の高さ!!
強烈な痛みとこの暑さとの闘いもあり,精神的に負けそうになっている私を見て,
主人は汗まみれの体を,熱いお湯と氷水の両方で拭いて,
新しいパジャマに着替えさせてくれましたf^-^
それだけで,折れそうになっていた心まで,スッキリ☆^^☆。

翌朝,前の晩に主人から聞いていた,
“淳一がお盆に帰るから,知たちを連れて,たこ釣りに行こう!”のメールがあった事。
私にも何かメールが入っているかな・・・?とメール確認すると,
『出来る事なら代わってあげたいと思います。藍加,知愛ともに,悩みを抱えながら成長しています。
父も母も大変だろうと思いますが,藤田の先生がた始め,多くの人が周りで支えてくれています。
もちろん俺も大樹も同じです。頑張ってとは言えませんが,
痛みは母が生きている証拠だと思っています。共に生きて行きましょう!』。
息子のメールで,生きる力が湧きました^-^!!皆に感謝!!