火の鳥(セロシア) 花言葉「気取り」
夏休みに入ったある日、
孫の未侑ちゃんが(小2)、宿題のポスターを描くため、
朝、早く、ママに送られ、やって来ました。
孫と二人っきりの時間を過ごすのは、初めての事。
ドキドキするぐらい嬉しかったです。
その、未侑ちゃんが、私に、こんな事を言ってくれました。
「ねー、くーちゃん。
未侑ね、本当は、くーちゃんと、お買い物や、
どこかに、お出かけしたかったんだよ・・」
「そうだ、くーちゃん、
未侑ね、大きくなったら、お金をたくさん貯めて、
くーちゃんに、足の機械を買ってあげるから、
一緒にお出かけしようね・・」
私は、涙をこらえ、
「ありがとう・・」
その、一言を言うのが精一杯でした。
真夏の暑さの中、
一瞬、爽やかな風が、私の体を潤してくれました。