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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2010年 6月 7日のコラム

さくらんぼ 花言葉「小さな恋人」


入院三日目。
今日は午後の一番で、
全身麻酔での「爪きり&稼動術&清拭」の日。

深夜0時から絶食。
食べられない事にはもう慣れているので良いんですが、
全身麻酔での緊張は、未だ慣れず怖いものです。

今回は主人が仕事の関係で付き添って貰えず、
心細かったのですが、
「ぎりぎり間に合った・・・♪♪」と言って、
私たちの娘と言っても過言ではない
菊永真美ちゃんが来てくれて、
エレベーターまで見送ってくれる。

少し笑顔が出ました、
‘’有難う、真美ちゃん・・・‘’ 

手術室は15番、大きな手術室です。
すでに私の顔は緊張し、手足が小刻みに震えています。

そこへ「武下さーん、久しぶり・・・」と、
入ってきたのが、麻酔科医のK先生。
7~8年前に、何度か手術室に入ってくれた男の先生で、
とってもユニークで明るい先生。
麻酔科(手術室の)内でも人気のある先生です。

「武下さん、ちょっと太った・・・?」等など
話しながら酸素マスクを被り、
いざ、宇宙旅行の旅へ・・・