紫あじさい 花言葉「辛抱強い愛情」
入院中に、お見舞いに来てくれた人の中で、
3~4年ぶりに会った友がいます。
今から10年前に、
藤田の病院で、同じ病棟、リハビリ室と、
毎日顔を合わせ、自然と友達になったその彼は、
当時、20代半ばで、背の高い好青年でした。
リハビリ後、何度となく私の病室に来てくれて、
お互い話をしながら、入院中の気を紛らわせたりしていました。
その彼も私と同じく、
一生車椅子生活と宣告されていましたが、
ある日、エレベーター前で私の顔を見るなり、
「武下さん、僕の足が、動くんですよ・・・♪♪」と
嬉しそうに言い。
教授も、「奇跡が起きた・・・」と言うほどの喜びに湧いた。
その当時の事を、
ついこの間のような錯覚に採られるほど話が弾み、
2時間余りの時間があっと言う間に過ぎてしまいました。
その彼とは、今でもメールでの近況報告をしています。
36歳になった彼は、「全然変わっていないなー・・・」と、
主人が言うほど、あの当時のまま。
変わったのは私だけかな~。