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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2010年 7月 26日のコラム

ピエールドロンサール 花言葉「ほほえみ」


テレビで、「トイレの神様」と言う歌を聴き、
聴いているうちに、私の小学校時代の事が蘇ってきました。

私は4人兄弟の3番目。
大声で叱られた事もなく、優しい両親に育てられ、
その両親から
「トイレの掃除を進んでやる子は、
心の優しい子に育ち、幸せになれるよ・・・」と言われ。

私は、「幸せになれる」そんな言葉が嬉しくて、
進んでトイレ掃除をしていました。

昔のトイレは水洗ではなく、汲み取り式。
その頃は、それが普通と思って雑巾でごしごし・・・。

私の実家は、有限会社を経営し(私が小学校の頃倒産?)
沢山の従業員がいて、
民生委員をやっていた父の許には、
障害を持った方も数人来ていました。
その工場にはトイレが3つあり、
そちらのトイレ掃除はやりませんでした。
その代わり、工場内の雑巾がけは時々やりました
(広い工場の床掃除は、子供心にも苦痛でした)。

今の私はこんな身体だけど、
トイレ掃除のおかげで?
‘’幸せです‘’。
 
でも、心は?
‘’優しい子に育ったかな・・・?‘’ 

もし、工場のトイレ掃除もやっていたら、
‘’こんな体にはならなかった・・・??‘’