ちたまるナビ会員の方

ID/Mail
パス
ワード

K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
モバイル版
学校メルマガ
ちたまる安全安心メルマガ
東海市子育て情報メルマガ
ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2010年 9月 27日のコラム

ペルネティア 花言葉「実る努力」


8月も終り近いある日。

孫の未侑ちゃんから電話にて、
「くーちゃん、今日ねー、全校出校日だったのね。
宿題(楽しかった夏休みの作文)を出したら先生が、
‘’全員の作文を読んで、始業式の日に
一人だけ皆の前で読んで貰います。
その子の家には先生が電話を入れます‘’と言って、
その電話が未侑の所に掛かってきたの。
未侑、皆の前で話すのは初めてだから緊張する」。

未侑ちゃんの緊張が私にも伝わり、
「大丈夫だよ未侑ちゃん、
パパとママと歩くんの前で、
その作文を読んで聞いてもらう練習をすれば、絶対大丈夫」
「ん、わかった。音読をするのと一緒だよね・・・」 

9月1日始業式の日、
未侑ちゃんは皆の前でその作文を読みました。
「どうだった未侑ちゃん・・・」
「うん、ちゃんと読めたよ♪♪ 
でもね、緊張して足がプルプル震えちゃった」
「うん??プルプル? ぶるぶるでは無く・・・?」 
その未侑ちゃんの作文の出だしは、
「いっぱいすぎてびっくりしたぁ」。
その後に続く内容は、富士サファリパークに行き、
乗っている車の横に、熊や草食動物が寄ってきた事。
キリンが車の前を横切ってびっくりした事。
また車から歩いて動物に会える所も行って、
リカオンと言うオオカミの仲間や、
かわいいライオンの赤ちゃんが
「グー」と鳴いたのでびっくりした事、等々。 

3年生の楽しい夏休みの思い出、
心に残ったね、未侑ちゃん♪♪