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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2010年 12月 27日のコラム

カクテル(薔薇) 花言葉「愛情」


年に2回の全身麻酔での「爪きり&稼動術等」も無事に終わり、
ホッとすると同時に寒い木枯らしが吹き、
あっと言う間に一年が過ぎる。

今年最後の遣り残した事は無いかと振り返るも。
あるある、あれもこれも一杯ありました。
でも、もう後戻りは出来ません。
全て良しとは行かないものの、
ある所で自分なりに
“今年も良くやって来ました”と誉めてあげましょう。

そうそう、10月の入院の折、
看護師さんからこんな言葉を頂きました。
「ここの看護師達が話していたんだけど、
“そろそろ武下さん入院だよね。
武下さんと言えば季節を感じる人だよね”って。
私も入れて看護師は、武下さんを好きな人が多いんですよ」。

私は半年ごとに入院しているので、
それで、「季節を感じさせてくれる」という
言葉が出たんですね。

何度経験しようが入院の二文字は重い。
そんな気持ちで病院の門をくぐる。
そこでこのような言葉を聞き、気持ちも明るくなれました。

今年は、東海市「市民活動センター」内での、
「絵の作品展」が春夏秋冬と、
3ヵ月おきに飾って頂くことになり、
新たなる心の寄り所が出き、
また一つ、人と人との出合い「絆」が増えました。

この一年、私の「絵とコラム」を観、読んで頂きました皆様に、
心から感謝を申し上げます。
良いお年をお迎え頂きます様。