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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2011年 2月 7日のコラム

濃紫クリスマスローズ 花言葉「不安を取り除いてください」


1月10日。
この日私は、藤田保健衛生大学、リハビリテーション部門の
研修会100回記念祝賀会の会場に。
場所は、「名古屋マリオットアソシアホテル、
16階タワーズボールルーム」。

どうしてその会場に・・・? 

それは、昨年の9月、100回記念ポスターが出きた時、
病院でリハビリを受けていた私の所に恩先生が来て、
「さっき、教授が祝賀会に武下さんを招待するって
言っていたよ」と言われ、びっくり。

私は藤田の病院に、平成12年6月29日転院し、
13年9月までの1年3ヶ月余り入院。
そして退院後は外来に係り、
年に2回の入退院を現在も繰り替えしています。

平成14年の2月頃の入院中、
教授から「足をその内、切断しなければいけない」旨を言われ、
言葉もなかった時、当時の主治医だった武田先生(現・柴田先生)から、
「教授が武下さんの絵をポスターに使いたいと
言っていましたよ」と聞き、耳を疑った。

きっと教授の心優しさから、
私を哀れんで絵を遣って下さるのでは?と、
そんな風にしか当時の私は思っていませんでした。

それでも、その事が私の「生きる力、エネルギー」になった事は
間違いない事実です。
そのポスターが100回になった記念の祝賀会に、
「特別な人だから・・・」と言って
招待をして下さったのです。