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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2011年 3月 21日のコラム

さつき 花言葉「節制」


2011年3月11日(金)午後2時46分
国内観測史上最大級の、マグニチューム9.0
東北関東大震災発生。

今回の震災、津波により、
被害を受けられた大勢の方々のご冥福を
心からお祈り申し上げます。
被災を受けられた家族、皆様にお見舞い申し上げます。

大地震に続き大津波がもの凄い速さで、
人も家も車も、何もかも飲み込んでいきました。
テレビの画面を通して観ているだけで体が震え、
胸が苦しくなる程の壮絶な光景。

こんな時に書くのは不謹慎かと思いますが、
私は、地震が起こる直前まで、
韓国映画の「tsunami」を観ていました。
映画の中の光景に涙したり、目をそむけたりして。

その映画を観終り、来てくれた友と話している時、
頭がくらくらして、また調子が悪くなったと思っていたら
地震でした。
「tsunami」の続きを観ている錯覚に陥るほどの衝撃を受け・・・

絶句。

家族の安否が問われる中、
私たち家族にとって、親戚同様の家族が釜石にいます。

地震後すぐ電話をしても繋がらず、
毎日、何度も電話を掛けましたが連絡取れず、
不安一杯でした。

日が経つにつれ、地震、津波の残した被害の大きさに加え、
福島第一原発の爆発。

“本当にこれが日本?日本で起こっているの?”と、
眼を疑いました。

震災から6日後、「2人とも無事」との吉報が入り、
天を仰ぎ感謝をしました。