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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2011年 3月 14日のコラム

アイビーゼラニュウム 花言葉「尊敬と信頼」


昨年の8月頃から1月下旬まで、
私の住む中ノ池地区を回っている郵便配達局員さんについて。

その彼は、笑顔がとても爽やかな好青年で、
歳は20代半ばの奥田亮太さんと言います。

私がいつもベッド上にいる事を知ってから、
ポストに入れるのではなく、
直接手渡しをしてくれるようになりました。

その都度、一言二言の会話もして入ってくれます。
私が、“仕事中に引き留めて、ごめんね”と言うと、
“ここは、僕の癒しの場所”と、
サラッと言ってくれます。

私はその彼を見ていて、
「ポストマン」の映画を思い出しました。
それは、長島一茂(主役)北ノきい、原沙知絵。
他、豪華キャストが映画を彩る涙の感動作です。

まるで、その映画を地で行っているような所も多々あり、
持っていたDVDを彼に、“良かったら観て下さい”と渡しました。

私は毎日だれかれに手紙を書いていますが、
主人が仕事の日や、友達が誰も見えない日などは、
その日に書いた手紙を出す事が出来ず、
翌日になってしまいます。

でも、彼がそれを解消してくれたのです。
彼はこんな事も言ってくれました。
“自分が落ち込み、この仕事を辞めたいと思っていた時、
武下さんから良い言葉、楽しい話を聞かせて貰い、
また頑張ろうという気持ちになれました♪♪”。

奥田君、笑顔をありがとう^^