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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2011年 8月 15日のコラム

UFOピーマン 花言葉「風情」


2年前の事ですが、
岐阜県大垣市のある小学校の校長先生からお電話とお手紙を頂き、
緊張の心を持ってその学校を訪問しました。

4、5、6年生の児童さんの前で、
私の愚痴のような体験話を聞いて頂き、
話し終わった後、
6年生の児童さんからお礼の言葉を頂きました。

その児童さんが昨年、(中学1年の時)
ご自分の、曾お爺ちゃんと私の話を重ね合わせた作文を書き、
それが、「大垣市人権作文集」に載る事となり、
この6月に校長先生から喜びのお電話を頂き、
その冊子も送って下さいました。

そこには私が話した内容と、私の本を読み、
児童さん自身が感じてくれた言葉が書かれていました
(一部分抜粋にて)。

「言葉には、相手を傷つける言葉もあるし、
勇気付ける言葉もある」。

また、私の挿入絵に書いてある言葉からは、
「人の和、花の和。無くてはならない感謝の言葉、
ありがとう」。

そして、五つ、心に決めたと言う言葉。
1、絶対に言葉の暴力はしない。
2、自分が嫌だと感じることは人にはしない。
3、もっとおじいちゃんのお世話をする。
4、おじいちゃん以外の困っている人にも手助けをする。
5、一生懸命生きる。

最後は、
“病気の人は、なりたくてなった訳ではないので、
もっと手助けもしてあげたい。
私は今、健康で生きているのでありがたいです”と
そう締めくくってありました。

その五つの約束は、今も守っているそうです。