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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2011年 8月 8日のコラム

百合 花言葉「無垢」


7月24日、
中学3年生の生徒さんのお母さんが我が家に来て下さり、
「バスケットの郡大会」初日に負けた事を話して下さいました。

その3日後、今度は本人から手紙が届きました。
「武下さん、いきなりだけど、
私たちのチームは23日に負けてしまいました。
武下さんが外に出るチャンスだったのにそれをつぶしちゃって。
本当は決勝まで残って優勝して県大会に行きたかったんです、
そして武下さんにも試合を見て貰いたかったのに。
でももう終わりです。
試合終わった後は武下さんに申し訳なくて、
どうすればいいか分からなかったです。
本当にごめんなさい。
これで引退ってかたちにはなったけど、
まだまだずっとバスケをします。
だからこれからも応援していて下さい。
もう受験なのでこの悔しさをバネに頑張ります。
とりあえず、本当にごめんなさい」

手紙の一部分を抜粋して書きましたが、
読んでいくうちに胸が熱くなりました。

私が最後の日に応援に行きますなんて事を言ってしまったため、
そのプレッシャーがバスケ部の生徒さんの心を重くさせたのではと、
手紙を読みながら深く反省しています。

試合には負けても、部(友)の絆では大勝した事、
拍手を贈ります。
こんな私を東海市の公共の場に出る気持ちを持たせてくれた、
バスケ部の生徒さんに心から感謝をします。

でも、これで終りではなく、また会える日待っていますね^-^