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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2011年 9月 12日のコラム

黄ユリ 花言葉「不安」


7月中頃から唯一動く大事な右手が強く痛み出し、
とうとう8月20日の深夜、
足の痛みと共に頂点に達しました。

でも主人を起さず我慢して時計と睨めっこ。

AM6時、
「お父さん、イタイイタイ、起きて;;」

主人は私の右手を見ると同時に、
「肘の方まで腫れている」と言って湿布を貼ってくれました。
中指、薬指、小指が屈曲、特に薬指はひどく腫れて真っ赤。
洗面所で顔を洗う事も出来ず、痛みをこらえるのに必死。
最悪を考え(指切断)とても怖い。

22日、病院へ行った際、麻酔科医の洪先生が、
「このままではいけないので、
主科であるリハビリ科で診て貰って下さい」と言われ、
麻酔科の治療は後にしてリハビリ科へ。

ちょうど恩先生の外来日、
診察を待っていらっしゃる患者さんの後で診て貰い、
緊急で検査室に依頼を出して下さり、採血をしました。

結果、炎症反応が出ていたので、
取りあえず5日分の抗生剤を飲んで様子を見る事になりました。

恩先生に、「私、右手しかないのにどうしよう」と
かぼそい声で言うと、
“大丈夫だよ^^” 

その一言で、ホッ・・・ 

抗生剤を飲んで3日目、
効いてきたのか薬指の炎症も薄れ、
中指は半分ほど伸びるようになりました。

でも、手の平は完全には開かず、
指が何かに触れるだけで痛くて;; 

この先が不安です。