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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2011年 9月 19日のコラム

無花果(イチジク) 花言葉「証明」


7月の事ですが、私の幼馴染の友達から電話があり、
「子宮頸がんの疑いがあると言われて、
検査入院をして調べる事になった」と話してくれました。

8月1日、1週間の検査入院した結果は、
やはり子宮頸がん。

「運良く初期の段階で見つかったので
心配はしていない」と明るい声が
電話口から聞こえてきましたが、
きっと内心は不安で一杯だったと思います。

私がこういう体になってからも、
時々ご夫婦で私の家に来ては、
日常生活の楽しい会話や、夫婦で愚痴を言い合っては
私を笑わせてくれる友。

そんな友に何をしてあげれば良いのかわからず、
私の出来る事を考えました。

私の出来ること、それは、やはり手紙。

その日のお天気や差し障りない言葉を書き、
毎日友に送り続けています。
友は、「久美ちゃんも体が大変なのに、
毎日手紙を送ってくれてありがとう。
久美ちゃんが言ってくれたように
全て先生にお願いしたからね。
私、何があっても絶対前だけを見て、後ろを見ないからね。
だから久美ちゃんも右手、大事にしてね」

8月24日再入院、31日手術。
約6時間近くも掛った子宮全適出手術。

9月2日、その友から電話があり、
「心配掛けたけど無事に終わったよ。
もう歩いているし、元気だよ」
友の元気な声を聞き、ウルウル;; 

私も元気出さなくては・・・