キャッツテール 花言葉「気まま」
(前々回の続きです)
孫の歩君を預かる事になり、
主人は小雨が止むのを待って、
「大野漁港」へ釣りに出かけました。
主人と歩君の2人での外出は始めて。
ママは歩君が“1人で大丈夫かな^?^”と、
心配だったらしいのですが、
当の歩君は全然平気な顔で笑みまで浮かべて、
“くーちゃん♪♪今日ね、未侑は(お姉ちゃんとは呼ばず)
子供会のキャンプでいないよ”
“それで歩君は1人で来たのね^♡^1人でも大丈夫?”
“うん、全然平気だよ。
あとでじーちゃんに釣りに連れて行ってもらうし^-^”
子供が成長するのは早い。
そんな主人と歩君の2人が
2時間ほど掛けて釣ってきたのが、
「ハゼ、1匹」。
歩君のパパが
“あっ、夜のおかず、唐揚げにして食べよう♪♪”と言うと、
歩君はもの凄い勢いで
“だめー、食べちゃー駄目―;;
お家に持って帰って飼うの。ねー、いいでしょう;;”
息子が冗談で言った言葉でしたが、
歩君はパパに半べその顔で、一生懸命お願いをしています。
小2の孫は生き物に対して、
「命の尊さ」がわかっているとは思いませんが、
「食べてしまう」と言う言葉に、
“食べちゃーかわいそうだよ;;”と、
小さな「ハゼ」の命を尊重した事に
婆馬鹿ですが^^温かい心を持ち育っている歩君に、
心がほっこりさせられました^♡^
その「ハゼ」は、
何と9月に入った今も生きているそうです。
あの日、次男が初めて私に心境を語った事と
長男の言葉を胸に、
母は辛さを心に隠し、もう一分張りしますね。