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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2012年 9月 24日のコラム

芙蓉 花言葉「繊細な美しさ」


この夏も暑かったですね@::@

私はその暑さの中、
強烈な痛みとの闘いも何度かあり、精神的に参っていました
(余りの痛さに叫びすぎて声が擦れるほど)。

痛さのあまり転げ回ろうが(実際は転げ回る事は出来ませんが)
何をしようが、その痛みを和らげる何の手立て術もなく;;
ひたすら我慢。

その強烈な痛みが去ってくれるのを
(数時間で終る日もあれば、数日間続く日もある)
ギャーギャー泣き喚きながら待つしかありません。

痛みが去った後は体中の力が抜け、ぐったり@×@
口も聞けないほど脱力感に襲われます。

そんな時、このような内容で稲本陽子先生からお手紙が届きました。
「久美子さんへ。
久美子さんの悲痛な叫び声が聞えて来ました。
耐えている、耐えようと必死になっている久美子さんの苦しみ、
もがき、これ以上ない拷問ですね。
世の中は不条理だと思ってしまいます。
どうしてここまで苦しみを経験しないといけないのでしょう。
久美子さん、強いです。
こんな経験をしながら、あの笑顔を見せられる久美子さんに、
私はただただ自分が恥ずかしい。
私が今ひとつでも言える事、それは、久美子さんに出会えて良かった。
久美子さんが私に与えてくれるもの、それは勇気です。
ありがとう久美子さん。
陽子」

陽子先生からの手紙を持ったまま
涙で胸が押し潰されそうでした。

この痛みを分かって貰える、それだけで十分。

“陽子先生、今は笑顔でいます^♡^
今度会う時も笑顔でいますね♪♪”