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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2013年 6月 10日のコラム

枇杷 花言葉「治癒」


入院3日目

AM7時頃から左足親指辺りに
幻肢痛(鋭利なナイフで切り刻まれる強い痛み)が
出てきた(><)
痛い、痛い。

8時45分 
沢田先生が病室に来て手術室まで付き添って下さる。
前看護長の日比野さんもエレベータまで一緒に
〝また明日様子を見に来ますね^^〟

オペ室に入る前のお部屋では、
麻酔科医2名、オペ室の看護師5名。
柴田先生、溝越先生達が待っていて下さり、
あれだけ痛かった足が震えているだけで痛みを感じない。

オペ室の中に入ると益々緊張度が高くなる。
そんな私に麻酔科医の吉澤医師は
〝僕の上司が来てくれるので心配ないですよ^^〟と笑顔で。
看護師さんの一人は
〝武下さん、私の事覚えていますか?
以前もここでお手伝いさせて頂きました^^〟と
言ってくれたのですが、
“ごめんなさい覚えていませんf^^”

上司の麻酔科医医師と沢田先生が入って見えて
私の顔に酸素マスクが〔最も緊張する瞬間です〕
処置が終り部屋に戻る。

PM3時ごろ体中が痛くベッドに座らさせて貰うと同時に嘔吐。
酸素マスクは付けたままで点滴に吐き気止めを入れる
(苦しい;;苦しい)

5時過ぎ、太田教授が
〝大変だったね、何か気晴らしが出来ないかと思って
クラシックのCDを持って来たからこれでも聴いていて♪^^♪〟
優しい教授です。

6時半過ぎ会社終えた主人が来て
〝大丈夫か!?〟と声を掛けてくれる。
そこへ陽子先生が、続いて太田教授が様子を見に来て下さり、
主人と教授は何故か歴史の話しに花が咲き(主人と教授は歴史が大好き)
私と陽子先生は黙って聞いているだけf^^

8時半、疲れて私は夢の中へ。