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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2013年 6月 24日のコラム

胡蝶蘭(白) 花言葉「清純」


入院5日目(土) 
昨夜からの激しい痛みが強くて眠れず
必死で堪えている私に、
看護師さんが座薬を持って来てくれる。

〝イタイ、イタイよ~;;〟

AM4時過ぎ、
朝服用のノイロトピンの薬だけ先に飲む。
飲んだからと言って
この強烈な痛みは私の足から去って行ってくれない。

痛いイタイ(><)
でもいつものように我慢するしかない。

AM8時45分、
石原先生が来て下さった時も痛くて
顔が歪みながら話す
(普段、笑顔でいる私も
さすがに笑顔ではいられない)

9時、沢田先生と溝越先生が見えて
〝足、痛いんだって!!早めに座薬を入れよう〟
でもその痛みは強くなるばかり。

11時20分、太田教授が来て下さり、
その時は少し余裕があったので笑顔で話す。
が、また強い痛みが襲ってきて、
教授の前で顔を歪め
〝ウッ、イタイ、イターイ〟と叫んでしまった。

太田教授はすぐに点滴の中に
「キシロカイン」の麻酔を入れるよう沢田先生に指示をして
(始めての試みなので1時間だけ)準備をする。

柴田先生は何か起きては行けないからと
心電図を私の胸に付け、ナースステーションに設置。

PM12時9分からその点滴を入れる。
30分ほどして私の両足の強い痛みは和み、
変わりに下半身がボワ~っとした熱痛に変わる。
痛みが去ると笑顔で先生達と話す事も出きた
(私の体の中に悪魔が棲んでいるようだ)

1時19分、点滴終り柴田先生が帰られた後、
31分~また強烈な痛みが復活。

ベッド上で痛みに泣き叫ぶ私を始めて見る看護師さんも
驚くばかりで成す術なし。
主人も頭を抱えている。

一晩中、痛みで苦しむ事に(><)