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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2013年 7月 1日のコラム

ストック 花言葉「信じてください」


入院6日目(日)

5日目の夜、主人が帰った後、
看護師さんがホットパック代わりにタオルを熱湯で温め、
ビニール袋に入れて持って来てくれたのを
両足の付け根辺りに置いて足全体を温める。

〝何でもいい、この強い痛みが
早く私の体から消え去って〟と祈りながら。

AM3時35分、
あの強烈な痛みが通常の痛みに戻っている♪^^♪
私の体の中で悪魔が大暴れし、
鋭利なナイフで足を切り刻んで行った、
あの何とも言い難い痛みが去った♪♪

その後、どっと疲れも出たがこの開放感、
自然と笑顔が出るのが心地よい^♡^

AM11時50分、
陽子先生が1本の向日葵を持って
〝描けたら描いてね^^〟
昼食後、向日葵の絵を描く。

PM4時、
初村真由美ちゃんがご主人と1歳半の正樹君を連れ
お見舞いに来てくれる。
真由美ちゃんと会うのは約11年ぶり。
〝旦那と子供を武下さんに見て貰いたくて^-^〟と言って。
(平成12年に入院中、同室で一緒だったのがきっかけで
お手紙のやり取りを今も続けています《私の次男と同年です》)

そこへ陽子先生が見えたので紹介をして、
頂いた向日葵の絵を描いたのを見せる。
〝え~、もう描いたの!?早い。
チューリップと一緒にコピーして頂戴^^〟

そんな話をしている時主人が来て、
その場は病室を忘れるほど、
痛みを忘れるほど賑やかに*^^*

気さくな陽子先生に真由美ちゃんも打ち解け
子供の悩みを話すほど。

〝真由美ちゃん、優しいご主人と巡り会い
可愛い天使^♡^正樹君を授かり本当に良かったね。
いつ迄もお幸せに♪♪〟