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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2014年 8月 4日のコラム

ストレリチア 花言葉「輝かしい未来」


6月30日〈月〉
長男の子、孫の藍ちゃん(小4)から
電話があり主人が出る。

〝あのね、あのね・・・〟と何かを言いたいけど
上手く言葉が出てこない様子。

実は3日前、息子から私と主人にメールで、
“急に転勤が決まり、8月から静岡勤務になった。
また色々話など聞いて下さい”と聞いていたので、
主人は藍ちゃんがその事を話したいのだろうと察して、
少しずつ話をしながら
〝藍ちゃんなら大丈夫、
どこの学校に変わっても
きっと上手くやって行けるからね。
勉強もそこそこ出来るし、
運動だって得意だし大丈夫だよ〟と話している。

藍ちゃんは、
“うん、藍加も友達すぐに出来ると思う^―^
でも知君は学校を変わるの嫌がっているよ><”

主人の話では、藍ちゃんは話していると
意外とサバサバしているように思えた。
が、弟の知君(小2)の方は、
学校の先生、友達と離れたくないと言って
電話にも出ないぐらい、ぐずって怒っていたそうです。

藍ちゃんも主人と話し分ったつもりでいても、
きっと心では寂しい思いをしていると思います。

私は足の痛みが強く電話で話す事が出来ないので、
2人に手紙を書き、
メッセージカードには“がんばっているね・V賞”を。

裏に500円玉をテープで貼り贈りました。
届くとすぐに知君から電話があり、
“がんばっているね・V賞、チョー嬉しい^^ありがとう。
あーちゃんは本を買うんだって、知は貯めるんだ♪♪”

こんな贈り物で、
悲しくて電話にも出られなかった知君が喜んでくれて
本当に良かったと思うのと、
この先も、じーちゃん、くーちゃんとして〈心の癒し〉
支えて行かなければと思っています。