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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2014年 9月 8日のコラム

ホトトギス 花言葉「永遠にあなたのもの」


夏休みに帰省していた孫の藍ちゃん(小4)と、
知君(小2)が残して行ってくれた数々のエピソードです!!

私が洗面所に行っている間、
私のベッドに2人がちょこんと座って待っています^-^
部屋に戻ると私は、
“わ~、ちいっちゃいくーちゃんが2人もいる!!”と
おどけた声で言うと、
“キャー^口^ちいっちゃいくーちゃんだって~♪♪”と
言いながら2人は大笑いします。

主人は小声で、“2人の足を見て!!”と言うので、
ベッドの上の2人の足を見てみると、
何とパジャマのズボンがダランと
下がっています。(正座したままズボンを穿く)
私がいつもベッド上で過ごしているそのままの姿で待っていたのです。

皆が2階に上がってから主人に聞いた話ですが、
“ママ~、くーちゃんまだ~。
据わった(正座)ままだから足とお尻が痛いよ~><”
“ね、ずっと座っているとお尻が痛いでしょう。
くーちゃんは毎日、1日中同じ姿勢で
据わっている事しか出来ないんだよ。
ちょっと据わっているだけでもそんなに痛いのに、
くーちゃんは良く頑張っているよね。”と
そんな風にママが2人に話していた事を聞き、
胸がじ~んとしました。

まだ幼い2人に、
何処まで私の苦痛がわかっているかはわかりませんが、
半年ごとに会うたび
確実に背だけでは無く、精神的にも大きく成長しているのが、
ふとしたこういう仕草からわかり、
これからは自分の行動にも気をつけつつ過ごさねば、
と感じさせられた日でした。

今回の帰省中で最も嬉しかった事、
それは藍ちゃんが9歳にして始めて、
“今日はじーちゃんと一緒に寝たい^―^”と言って、
主人をデレデレに喜ばせてくれた事ですV・V