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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2014年 9月 1日のコラム

向日葵 花言葉「愛慕」


2014年8月31日 
この日は私の最愛なる友の12回忌!!

早いものです。
12年経った今も彼女と最後に会った時に交わした言葉、
彼女が私に伝えてくれた言葉。

忘れようとしても忘れる事が出来ない程、
私の心の中に深く刻み込まれています。

8月13日、友のご主人は迎え火を焚きお墓参りに。
15日はご主人、長男ファミリー、次男ファミリー。
友のお兄さん、お姉さん家族と全員が集まり、
賑やかに在りし日の友を偲んだそうです。

“畦ちゃん、良かったねV^^♪
貴女は本当にご主人は勿論ですが、
ご家族からも大切な人として、今も愛されているのですね。”

《平成15年8月23日 
私の病院外来の日に、
友の話を主治医〔旧・武田。現・柴田〕に話した所、
“今、会っておいた方が良いと思います”と言われ、
私は自分の体の心配よりも友に対する不安が益々大きくなる。
友が大好きな向日葵の絵を描きいつでも渡せるようにと、
額に入れ持っていたので(車に)、
その日の治療、リハビリの後真夏の炎天下の中、
急ぎ春日井市市民病院へ。

友は私の顔を見るなりベッドから降り向日葵の絵を胸に抱え、
体中で喜びを表してくれました!!
でも私は友に掛けて上げる言葉が出てきません。
口を開くと涙が溢れそうで;;

その友が緊急入院するまで毎日電話で話し、
“掃除機を持つのも痛くて座ったまま掃除をしている。
これが済んだら姉が迎えに来て買い物に行く。
でも私は痛くてもこうしてまだ動けるけど、
池ちゃん(私の愛称)は身動き一つ取れない。
絶対に治って池ちゃんに会いに行くからね”等々》

『畦ちゃんへの手紙』
今日で〔4052通〕となり、一方通行ではありますが、
日々の話し、愚痴などを聞いて貰っています。