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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2015年 3月 16日のコラム

モモカ 花言葉「門出」


3月5日(木)は中学校の卒業式。

私は息子達が通った(今は孫が)中学校から招待状を戴き、
『卒業証書授与式』に、主人と一緒に出席させて頂きました。

学校に着くと、
まず校長室に案内されましたが
余りにも私達とは違う方々が多くいらっしゃり、
〔教育委員会・市議会議員・コミュニテイ会長・
自治会会長。保護司・学校評議員・高等学校校長・
小学校校長・教育相談員・PTA会長、副会長・
心の教育支援(恐れ多くも私の事です)人数にして38名〕
それだけで場違いの所に来てしまったようで
入り口で佇んでいると、
校長先生が満面の笑顔ですぐ横に来て、
“待っていました^-^職員一同、
武下さんが来て下さると言う事で楽しみにしていました。
今朝、未侑ちゃんが何度も校長室の前を
行ったり来たりして私の顔を見て、
{今日はお婆ちゃんが卒業式に来ますので、
どうぞ宜しくお願いします}と言って、
挨拶をして言ってくれましたよv^^♪”。

校長先生からその話を聞いて、
卒業式に向かう前にすでに、ウルウル涙が!!
主人は、“そうか、未侑がそんな事を言ってくれたのか^―?
勉強なんて出来なくても良い、健康で素直に育ってくれれば。”

校長室で校長先生の挨拶があり、
その言葉の最後に何故か私の名前が出て!?
“3年前に武下久美子さんにこの学校へ来て頂き、
心に響く命の大切さなどのお話を聞いた生徒が今日卒業します”等々、
恥ずかしくて後は良く覚えていませんf^―?

時間が来て体育館へ。
今年の卒業生は302名。
保護者の方々も本当に沢山お見えになられ、
我が子の晴れ姿、孫の晴れ姿を一目見ようと広い体育館が、
隙間が無いぐらいの人で一杯でした!!