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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2015年 4月 6日のコラム

シクラメンローゼス 花言葉「恥ずかしがりや」


3月17日、病院の帰り、
いつもと違う道を主人は走っています!!

着いた場所は、東海市東海町の加家緑道。
約1kに渡り満開の「河津桜」が濃いピンクも艶やかに、
美しく咲いています。

その河津桜を観ようと、手をかざしながら歩いている人。
角度を変えながら写真を撮っている人。
ベンチに座って会話をしながら桜を愛でる人。
犬の散歩がてら花を愛でる人。
私のように通りすがりに車中から桜を愛でる人。
人それぞれの楽しみ方でこの河津桜の美しさに魅了され、
どの方もきっと日頃の疲れも忘れ、
心ほっこりとなった事と思います。
河津桜に感謝。

3月22日の午後、
小学校の卒業式を(20日)終えた生徒さん2人が我が家へ。
私に手渡してくれたのは、
10名の卒業生がそれぞれの思いを綴った感想文。

2年前にその小学校で話を聴いた事、
卒業メッセージを贈った事などが書いてありました。

その一部です、
「心が温まるような、皆を笑顔にさせる魔法のような絵。
私の家族は武下さんの絵を観て、いつもニコニコしています。
私達6年生173名は皆、心から感謝しています」

「武下さんが前に話をしてくれた事を忘れずに、
これからも生きていきます」

「温かいメッセージを胸に、
中学校でも頑張ろうという気持ちになれました」

「武下さんの話のお陰で、自分の体の大切さと愛しさを感じて、
今では毎日を大事に生きようと言う心構えを持って
生活が出来ています」

「これからも武下さんの事を忘れず、
福祉の事、障害の事を学んでいきます」。

感想文を読んで、2年前の話を覚えていてくれた事に涙が出る。
すぐ校長先生にお手紙を書き、
素晴らしい生徒さんを育てて下さった事の感謝を述べました。