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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2015年 6月 8日のコラム

2色の額アジサイ 花言葉「無情」


〔5・23〕
これは私にとって一生忘れる事の出来ない数字!!


他にも、その都度起こった出来事の数字が
数え切れない程あります。

例えば(左足手術16・7=右足手術19・5)等々。

その中で5・23と言う数字は、
私が始めて〔最初の病院〕入院した日
〔平成8年5月23日〕。

奇しくも母が天国へと旅立った日と同じ月日
〔平成23年5月23日〕。

きっと、その入院がきっかけで、
過酷なまでの長い年月を耐えて来ている私に、
“その日を決して忘れてはいけないよ。”との
母からのメッセージか!?
それとも、
“入院中から沢山の人との出会いによって、
その皆さんからの支えなしではここ迄やって来れなかった。
その方々への感謝の気持ち、恩を忘れないように。”との
母からのメッセージか!?

まだまだ人間出来ていない私に母からの
最後の言葉、教えだったのではと思っています。


今はそのどちらも心に留め、
これからも「生きているではなく、生かさせて貰っているんだ」と
その言葉の有り難さを胸に抱き、
今、自分が置かれている場から、
出来る事、させて貰える事に全力で歩んで行くのが使命
(ちょっと大袈裟でごめんなさい!!)と思い、
1日1日の時間を大切に、無駄にせず生きていけたらと思っています。

と格好良く書いてしまいましたが、
実際はそう思った通りに簡単には歩いて行けず。
が、本音の所です!!

早いもので、母が旅立ってから5年の歳月が経ちました。
中々、実家(名古屋)に行く事もこの体ではままならず。
“今年こそは絶対に会いに行くから、
しかめ面ではなく笑顔で待っててね。”と
心の中で母に話しています。