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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2015年 6月 15日のコラム

チューリップ(赤) 花言葉「思いやり」


5月25日(月)午前11時。
私は今、主人と一緒に藤田保健衛生大学病院にいます。

15年間通い慣れた?2-6病棟とは異なる雰囲気の中、
緊張の面持ちで3-2病棟に着き、
“武下です。”と声を掛けると、
“あっ、武下久美子さんですね、
お待ちしていましたよ^-^”と言って
笑顔で病室に案内してくれたのが、
今日担当の前田看護師と高根看護師さん。

高根看護師さんは2-6病棟にいた方で、
“武下さん、2-6から、
私と伊藤と本多看護長の3名がこちらに移って、
他の人は色々な科に変わって行ったけど、
ここには看護長もいるから
きっと武下さんも安心出来るかなと思っています。”

私が入院の度に必要なクッション代わりの枕などが、
すでにベッド上に置いてあり、
“良かった~^^”と心の中で1人呟く。

11時40分、薬剤士の方が3人見えて、
今飲んでいる薬の説明をされる。

午後12時35分、
赤堀先生(この4月に藤田のリハビリ科に見えた先生)
“柴田先生からお話は聞いています。
手術室にも一緒に入らせて戴きますね^^。”

2時35分、本多看護長さんが、
“武下さん^^お久し振りです。
2-6から3-2に移ったのは私を入れて3名だけですが、
武下さんの事は柴田先生からも
色々な配慮をして頂いていますので、
安心して何でも不都合な事がありましたら言って下さいね。”

4時45分、陽子先生が、
“5時から会議があるので少しだけ元気な顔を見に来た^^。”
と言って、来て下さる。
今までとは異なるやり方に戸惑う所も多々ある中、
皆さんが笑顔で対応して下さり、
不安からホッとした入院1日目に!!