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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2015年 7月 27日のコラム

ミセスユミ(ハイビスカス) 花言葉「あなたを信じる」


5月入院中、「法林寺」の康徹さんが
お見舞いに来て下さった事は、
少し書かせて貰いましたが、
その時に聞いていた私の絵のコピーを、
山門、玄関、洗面所などに飾って下さっている写真が
メールにて届きました^-^。

“その山門の絵を観た方が
玄関に入るなり開口一番、
〔入ってくる時に山門の掲示板で見たのですが、
とても力強いですね!
その絵から活気、生気が伝わってきて元気が貰える〕と
そのような事を言われました。”

その言葉だけで十分嬉しいのですが、
主人からのサプライズの絵
〔ミセスユミ(ハイビスカス)〕の写真もメールで届き,
“早速玄関に飾らせて頂きました!
玄関は多くの人が来られる所です。
実は〔玄関〕と言うのは仏教用語で
〔玄妙な道に進む関門〕と言う事を短縮して
〔玄関〕と言うらしく、
これを簡単に言うと、
〔ここから(外の世界とは異なる)
神聖な仏の世界に入るのですよ〕と言う意味で、
いわゆる境界線みたいな物らしいのです!!
何で私が武下さんの子
(私の絵を康徹さんはいつも子供と言って下さいます)に、
玄関にいて貰おうと思ったかと言いますと、
そのメッセージに理由があります。

『欲をすて 今のまま 
そのままの自分で(私が絵に添えた言葉です)』

これは、仏(さとり)の世界に入る為の大事な〔姿勢〕です。
この言葉は正に仏様の言葉そのままなのです。
〔実際に複数のお経でこのような事が説かれています〕
お寺と言う空間に入って貰う人々に、
武下さんの子に説法して貰おう!と言う考えなのです。”

この言葉を贈って下さった康徹さんに、
主人も私も胸打たれ、
仏教も宗教も縁の無い私達ですが、
心癒されました。感謝です!!