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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2016年 3月 14日のコラム

シンピジウム(蘭) 花言葉「飾らない心」


遡る事6年4ヶ月前の,2009年11月4日に届いたメールをご紹介します!!

その内容は,私が手作りで作った1冊の物語,
「くーちゃんあし」の本についてが書かれています。

〝武下久美子様 お世話になっております。
知多メディアスの森千明です。
先程ご主人がお見えになって,本を渡して下さいました☆ 
読みました。

私は「げんし痛くん」の事をこれまで良くわかっていなかったので、
すごく分かりやすく書いてあって,理解しました。
そして,武下さんの気持ちも痛みも,痛いほど伝わってきて,
少し辛くなりました。
でも,最後まで読んで,
奈美ちゃん(以前お会いした山田奈美です)と話したのは,
私が空で,奈美ちゃんは雲になりたいという事。

くーちゃんを見守る会として,
私たちも武下さんと一緒に笑顔を忘れずいよう。
武下さんの支えに少しでもなりたい。
そんな思いが湧きました。

お孫さん,きっとこの本を読んで,
武下さんの思いを感じる時が来るでしょうね。
そして,今後生きて行く大きな指針となると思います。

辛い時,悲しい時、正解なんて無いけど,
武下さんの言葉が道しるべになると思います。
そこから,自分で考えて生きていく中で,
辛い事,悲しい事を受け入れて,笑顔を大事にする。

私も「くーちゃんのあし」の本の中から,
大切な事を教えて戴いた気がします。
武下さんはお友達に励まされ,お友達は武下さんに励まされ,
そんな当たり前のような思いやりや,
優しい気持ちをみんな忘れてはいけないと感じました。
大事にします。本当にありがとうございます。〟

久し振りにこのメールを読み,色々ある中,
決して忘れてはいけない人の情、温かい心。

「あの時があって、この今がある」
その大事な事を思い出しました。
千明さん,有難う、そして感謝です!!