ちたまるナビ会員の方

ID/Mail
パス
ワード

K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
モバイル版
学校メルマガ
ちたまる安全安心メルマガ
東海市子育て情報メルマガ
ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2016年 4月 11日のコラム

かがり火 花言葉「理想の美」


3月18日は小学校の卒業式。
その日の夕方、卒業式を終えた男子生徒がお母さんと我が家へ!!

応対に出た主人にお礼の言葉と、冊子を戴きました。
その表紙にはこんな言葉が。

〔すてきなカードを有り難うございました。平成27年度・・・小学校・卒業生〕

中は6年生代表の,
〔生徒会長・役員・各クラス学級委員(12名)〕の生徒さんが書いてくれたお礼状が!!
その一部分をここに。

“僕はメンタルが弱く,皆からの言葉に応えられず、
自分自身を甘やかす弱音を吐く所がありました。
所が、武下さんの葉書絵と言葉から中学校に上がる為の勇気と元気を戴きました。
(花の命は短くとも,人の心に刻み込まれる・・・)のように、
僕も短いであろう中学校生活の青春を思い切り堪能したいと思います。
僕のように武下さんの言葉によって救われる人がいると思うので,
これからも言葉を皆に伝え続けて下さい。”

“人権講演会で話を聴いて心に決めた事があります。
困っている人や高齢者の方々に優しくする。
同じ人同士なのに差別やいじめが多い。
でも講演後はそういった差別も無く,
(クラスや学年に少しは差別する人がいるけれど)
全体的に凄く減ったと思います。”

“思いやりを持つ事とは、僕は人を思う事、
そして相手の立場に立って考えられる事だと思います。
相手の気持ちを理解する努力が大切。
これからも相手の大切さを忘れず頑張ります。”

“私たちはもうすぐ中学生。武下さんの話は忘れません。”

“話の中から強い心をしっかり持つという事を学びました。
他の人を思いやれる優しい心を持って,中学校、高校、そして大人へと頑張って行きます。”

読んだ主人の言葉,“数百人の生徒がいる中で、1人でも話を理解してくれる子がいた事に、感謝だな。”