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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2016年 6月 20日のコラム

ユーフォルビア(初雪草) 花言葉「君にまた会いたい」


5月14日,朝食後、渡邉先生がお見えになり,
私が(病名=RSD)になったいきさつ等の話を聞かせて欲しいとの事で,大まかに話す!
リハビリ科の才籐教授に出会い,
『生きているではなく、人として,生かされています!』と話している所へ主人が来て,
又,同じような事を主人も先生に話す。

9時過ぎ,平野主治医、渡邉(2度目),千手先生達が見えて,
“体調はどう?家に帰れそうかな?取り合えず,退院の許可は出すけど、
何かあったら無理せず病院に来て下さいね”と先生達と話している時,
“こんにちは~^^さて,僕は誰でしょう!”一瞬??誰?!!
そこで先生達は,“じゃ、気をつけてね!”と出て行き、
私は,“ひょっとして小川君?”
“そうですよV^^V”凄い,何年振りだろう♪♪
私が足の手術をしてから会うのは,約10年振りかな?兎に角嬉しかった!!
数分話した所で眼科から呼ばれ、
小川君と奥様は主人と1階にある「ドトールのお店へ」。

9時40分,眼科。視力は落ちていて(0,8・1,0)。
しかも,“白内障が進んでいる。
白内障の手術をするには,寝た状態でないと出来ないから,手術は出来ない!”
とはっきり言われ、唖然としたまま先生の顔を見ていると,
“そう悲観的にならなくても大丈夫だよ!
もっとお年寄りの方でも手術をせず元気に生活している人は沢山いるから。
白内障を遅らせる目薬があるから其れを出しておきますね。一日4回点して下さい。”
私はこの20年余り、ベッドで座った状態でしか寝られず、
それで手術は出来ないと言われたと思うが,泣きそうになった!!
病室に戻るとリハビリの美香先生が待っていてくれて,
家に帰る前にリハビリをして貰う。
お昼前,看護長にお礼の手紙を渡し,病院を後にして自宅へと帰る(心が重い)!!