金柑(キンカン) 花言葉「思い出」
2月に入って早いもので,節分も終わり〔今年の節分は恵方巻も食べず,
豆まきのお豆も食べる事なく終わってしまいました〕。
話変わり,今週のコラムは病院の往復,あちこちで眼にする「金柑」の由来について書かせて頂きます!!
《キンカンは,中国南部原産の常緑低木で,原産国である中国の商船が遭難した際に,
お礼にと貰ったキンカンの砂糖漬けの種子が,現在のキンカンの木の初めとされています。
広く普及しているのは,『ナガキンカン(長金柑)』と,甘味があって品質の良い
『ネイハキンカン「ニンポウキンカン」(寧波金柑)』,『マルキンカン(丸金柑)』,
径1cm程の実を付け,盆栽などの鉢植えに向く『マメキンカン(豆金柑)』などがあります。
初夏から秋に掛けて5弁の小白花を咲かせます。実は直径2~3cmで,冬に熟して黄金色となり,
皮ごと食べたり,また甘露煮やマーマレードなどに利用されます。
またキンカンは,生薬名では『キンキツ(金橘)』と呼ばれ,特に栄養価が高く
【ビタミンA、B2、C、E、βーカロチン】を含み,高血圧や風邪,咳止めに効果を発揮します。
樹高は約3m。開花期は7月,9~11月頃です。》
----【花の栽培】---------------------------------------------------------------------------------
植え付けは3月下旬から,地域によっては5月上旬また葉までが適期です。
日当たり水はけがよく,寒風の当たらない場所なら土質は選びません。
大き目の植え穴に堆肥をたっぷり入れて踏み固め,高めに植えつけます。
枝葉の茂っている苗は少し枝を抜き取り,支柱を立て,
乾燥防止も兼ねて敷きワラなどでマルチングをしておきます。
堆肥は骨粉や草木灰などリン酸やカリ分の多い肥料を十分に混ぜ,
木の大きさに合った必要量の半分を3月,残りを6月上旬と11月中旬の2回に分けて施します。
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私,金柑大好きです!