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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2017年 6月 5日のコラム

真っ赤な薔薇 花言葉「愛情」


5月22日(月)AM11時、私は今,『藤田保健衛生大学病院』にいます。
そうです,半年後との入院,『全身麻酔処置』の為に!!
今回の入院は来る前から色々な事があり、正直,体も心も不安だらけだったので,
“もうここ迄かな;:?”と思う程,重い気持ちで来た入院><。
でも,先生や看護師さん達とのやり取りは一応,笑顔でf^^。
【その暗く重い内容に付いては,後日書かせて貰います】。

一応の説明等受けた後,パジャマに着替えさせてくれた主人は,“ちょっと行って来るな?”と出て行き,
私は下描きをして持って来た〔紫蘭・カーネーション〕の花に早速色を塗る!
こういう事も今の私にとっては,自分の心の動揺を鎮める一番の良薬なのです!!
約1時間後,笑顔で戻って来た主人^^,“少し散歩をしよう♪”と車椅子に私を!
そのままリハビリ室へ。エレベーターから降り,リハ室へ行く反対の廊下側へ顔を向けると、
何と真っ白な壁に,大きな額に入った4枚の『絵』が,微笑んで私を見つめています^―^。
何と言う事でしょうか?!私がB3スケッチ帳に描いた絵,その子達が綺麗な額の中で,
嬉しそうに,楽しそうに,“ネ~♪^^見てみて。私たち綺麗でしょう(5),
この中とっても居心地が良いのよ♪”と私に話し掛けてくれるんです。

此処へ来るまでの重い心,胸のつかえが一瞬にして取れたような!!
そんな気持ちにさせられ,病室に戻って行く時は笑顔にf^^。
絵を飾って戴けるのは正直な所,早くても夏頃かな?と
忙しい恩先生を見ていてそう思っていましたが,
“きっと恩先生なりの気遣いにて,サプライズを計画してくれたのでは?”と主人が話してくれる。
何にしても嬉しい^^。才籐教授,先生方,有難うございました。
また,通りすがりに絵を観て下さる皆様方にも,心から感謝を申し上げます!!