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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2017年 7月 24日のコラム

ラナンキュラス 花言葉「光輝を放つ」


『なぜ神様は此処まで私を苛めるのでしょうか?
これは絶対間違いで合って欲しい。そう願っています。そう願わずには入られません!
此処まで来た,此処まで頑張って来たのに!!
そう望むのも許されなかったら,私はこの先どうすれば!あ~,考えるだけでも怖い><』

いきなりこんな言葉を書き,これを読んで下さる皆様がきっと,びっくりなさった事と思います!!
実は,5月の入院前のレントゲン検査で,昨年の秋,春には無かった肺に,白い影が見つかったのです!!
先生の説明を聞きながら,“それは肺癌ですか?!”と聞くと,
先生は私をじっと見つめ,首を縦に頷いたのです。でも先生は,
“はっきりと決まった訳では無いから,1ヵ月後にもう1度レントゲンを撮って,
そこで同じであればCT検査をしよう。何かの影が映ったかも知れないから,心配しなくて大丈夫!”。
取りあえず主人には話さず,CT検査まで1人で耐える事に。
その日から悪夢が襲って来たような,それは怖い日々でした><。

2日後,どうしても心配で,恩先生にレントゲンに写った白い影の事を話す。
恩先生は,“呼吸器科の先生に診て貰った所,肺の深い所に写っていない様なので,
余り心配はしないようにと言っていたから,大丈夫だからね。”
その後,入院中も毎日頭から離れず,1人になると,
“怖い!怖い!”と言いながら,絵を描き【無】になる。

6月13日,CT検査。
その前の6日,リハビリ室で検査室のベッド上で寝る体制が,
何処まで可能なのかシュミレーションをする。
当日は,美香先生が沢山タオルを持参し,平野先生,主人,私の4人で検査室に入り,
CT台に乗るのはかなり困難でしたが,平野先生が検査技師の方と同じ物を身に着け,
横向きになった私が落ちないように体を支えて下さる。
結果,『肺癌』では無く,『左肺に小粒上影を認め,索状影を認める。
両肺の細気管支炎症』との診断が出ました!
肺癌では無かった事にホッとして,神様に感謝をしました!!