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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ぐるりお遍路の旅
JTB

2017年 10月 30日のコラム

カーネーション 花言葉「無垢で深い愛」


先週の続きです。数日後、千明さんからメールが届きました,
“先日は楽しかったですね^-^フェイスブックに写真を載せさせて頂きました!”
奈美ちゃんからは,このようなお手紙が届きました。

【先日は有難うございました!腰痛も大変なのに無理をさせてしまい,悪化していないかと心配しています。
珀登は,久美子さん,お父さん,森さんに,たっぷり可愛がって貰い,終始ご機嫌でした。
とても助かりました。是非また相手をしてやって下さい。
ご主人の坐骨神経痛もあり,久美子さんはご自分の事を,疫病神だと思う事もある。
と,おっしゃっていましたが,決してそんな事はありません!

ガンで他界してしまった,小林麻央さんの言葉に,
「私は可哀想だと思われたくありません。私の人生は夢を加え,愛する人に出会い,
時に苦しみもがき,宝物に恵まれ,彩り豊かな人生。だから病気だけを切り取られたくない。」
と言うのがあり,感銘を受けました。
久美子さんは今,確かに不自由かも知れませんが,久美子さんに引き寄せられて,多くの人が繋がり,
(私もその1人です。)元気を貰い,笑顔になり,ご家族もそんな久美子さんを誇りに思っているでしょう。
ご自身の力で,ご努力によって,人生を輝かしている事。本当に、常々凄い!の一言です。
お父さんも人間なので,疲れる事はあっても当然。
でも,お父さんも同じ様に輝いていて,本当に凄いご夫婦です!だから,会いに行きたくなるんです!
どうか,疫病神なんて思わないで下さい。久美子さんがいてくれて,嬉しい人は一杯いますよ!】。

私も主人も,この奈美ちゃんの手紙を個々に読み,読み終わった後,2人とも沈黙。
暫くして主人が眼鏡を外し,手で目を拭っています。
きっと,主人も私と同じ気持ちで,この手紙を読んだと思います!奈美ちゃん,有難うございます。
千明さん,有難うございます。この先もずっと一緒に,悩んだり,笑ったり,怒ったり・・・
そんな事が話し合える仲で,いられますように。宜しく、お願い致します♪!