ちたまるナビ会員の方

ID/Mail
パス
ワード

K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
モバイル版
学校メルマガ
ちたまる安全安心メルマガ
東海市子育て情報メルマガ
ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2019年 1月 28日のコラム

パンジー(すみれ)花言葉「もの思い」


1月9日(水)午後11時頃、急に右足がビビビッ・・・と強烈な電気痛が走り、
その後に襲って来た(正直ここに書くのはきつい><!)
なんとも言い難い痛みに、一晩中眠れず朝を迎えた;;;。

10日、今日は昨年から決まっていた『藤田医科大学病院』の学生さんの前での講義がある日。
こんな私の話を、毎年学生さんに聴いて頂く場を設けて下さっている将先生に,
“強烈な痛みが出て学校には行けない、話も出来ません;;”と欠席する事は、
先生にも学生さん達に対してもその時間を無駄にしてしまう大事な授業、それだけは出来ない。
この私の心が、許せない。泣き腫らした顔の浮腫みを冷たい水で洗い、洋服に着替えて学校へ・・・!!

午後1時からの授業には十分に時間はあり、食欲は無いものの、
少しずつ強烈な痛みが和らぎホッとする。

12時25分、指定された学校駐車場に着く。控え室に通されると、
私が藤田に転院した時から知っている先生が来てくれて、当時の話などをして要るうちに痛みも和らぎ、
笑顔が戻る^^。時間が来て、3階の廊下でしばし待っていると、
“あ~^^武下さん、先生から武下さんが来ているよと聞いて、
授業の始まる前にお会いしたくて走って来ました。嬉しい♪”と言って、
昨年私の話を聴いて下さった女生徒さんが、笑顔で息を切らしながら会いに来てくれる^^!

授業が始まるチャイムが鳴ると、階段を下りながら手を振り教室へと戻って行くその後姿を見て、
大きく深呼吸をして、私を待っていて下さる生徒さんの前に立つ。
“ドキドキ・緊張する~”。今回もいつもと同じ場で涙が;;;
隣で原稿をめくって要る主人も“ちょっと待って;;”と言いながら眼鏡を外し、涙を拭いている。
話し終えた後は笑顔で花束を頂き、全員で“ハイ^^チーズ♪”。
家に着く前に主人がご褒美にと,東海市富木島店『洋菓子のマリエ』に寄る。
そこで奥様にお会いし、マリエ初デビュー♪〔モンブランのケーキとアメリカンコーヒー〕を頂いて、
家路へと・・・! が、その日の夜にまた;;;。