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2023.03.05

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地元で聞いた!知多半島の潮干狩り事情2023

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2023年も潮干狩りシーズンが近づいてきました。今年の知多半島、貝はとれそうでしょうか。また潮干狩りを楽しむために準備するものや工夫点は? 最後はアサリを美味しく調理するポイントまで、知多半島で潮干狩りを120%満喫するための情報をまとめました。

 目 次  
1. 閉鎖する潮干狩り場が増えている?
2. 今年のアサリの生育状況は?

3. 潮干狩りの準備と服装は?
     準備するもの
     当日の服装
     親子連れでの楽しみ方
4. 持ち帰りと保存のポイント
     持ち帰ったらすべき3工程
     意外!味噌汁は冷凍アサリに軍配

 
閉鎖する潮干狩り場が増えている?



ここ数年、知多半島では潮干狩りができないことがあったり、閉鎖してしまう潮干狩り場があったりと、「アサリがたくさんとれる!」というイメージはあまりないですよね。最近のこうした状況の原因を、南知多町で
海の資源や水質の調査、アサリなど生物の増殖研究などを行っている愛知県水産試験場漁業生産研究所に聞いてみました。

【出典】愛知県水産試験場ホームページ(https://www.pref.aichi.jp/suisanshiken/

アサリの餌になる水中のプランクトンが、年々減少しているんです」と担当の日比野学さん。秋から冬にかけ、餌不足の状態で産卵・成熟期を迎え、さらにその後、冬の強い風や荒れた波にさらされることが、アサリを大きく減らしているそうです。

 
今年のアサリの生育状況は?



日比野さんによると、今年のアサリの生育状況も「例年通りと予想される」とのこと。「アサリの多いポイントは潮干狩り場によって違うので、受付の漁業者さんに聞いてみるのも多くとるコツのひとつです」と教えてくれました。一方でアサリに代わってハマグリの姿が見られるようになった干潟もあるそうです。


【写真提供】愛知県水産試験場 

「ハマグリは、アサリよりも大きく、三角形のおにぎり型で、殻が分厚く、表面はツルツルです。とても美味しい二枚貝ですので、潮干狩りへ行く前に図鑑などで特徴を調べてみては。愛知県水産試験場サイト内の『干潟のごちそう』も、参考にしてみてくださいね」。

▼干潟のごちそう
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/suisanshiken/0000076399.html


潮干狩りの準備と服装は?

潮干狩りは年に1・2度楽しむだけで、頻度が高くないので忘れ物もしがち…という人も多いのでは。ここで、潮干狩りの準備と服装について、おさらいしておきましょう。上記で紹介した潮干狩り場の中から、山田海岸を管理している、大井漁業協同組合豊丘支所に聞いてみました。
 
準備するもの



 貝を掘る道具・・・くまで、ゴム手袋、軍手など
 貝を入れるもの・・・バケツ、クーラーボックスなど
 その他・・・ペットボトル(砂出しの際に使う海水を入れる)


クーラーボックスは、とった貝を持ち帰るのにあると便利です。こうした道具は、道中のコンビニや100円ショップでも買えますが、会場に近づくほど売り切れていることも多いので、事前の準備がおすすめです。また、貝の砂出しをさせる時に海水があるとやりやすいので、ペットボトルを持参し、海水を入れて帰ると良いでしょう。
 
当日の服装



 足もと…長靴やサンダル
 日よけ…帽子、長袖の服、日焼け止めを塗るなど

 
天気の良い日は、油断しているとかなり日焼けします。持ち込み可能であれば、ミニテントやビーチパラソルなどを持ち込んで、日陰になる拠点をつくっても良いかも。あとはタオルを首にかけておけば、汗拭き、手拭きになって便利です。
 
親子連れでの楽しみ方


小さなお子さんと一緒に行く場合は、砂遊びセットなども持っていくと良いでしょう。初めはテンション高く楽しんでいても、子どもは飽きるのも早いです。砂で山やお城をつくって一緒に遊ぶなど、たまに目先を変えると、潮干狩りもまた楽しんでくれそうです。


 
また海には、貝だけでなくカニやヤドカリ、小魚などもいます。貝と違ってこうした動きがあるものは、子どももさらに楽しめそう。潮干狩りに行くのは、貝だけでなく、海の生き物と触れ合う、貴重な機会でもありますね。そちらも楽しんでみてください。
 

持ち帰りと保存のポイント



1
日潮干狩りを楽しんだら、今度は「美味しく食べる」というミッションが待っています。その日限りのレジャーで終わらないところが、潮干狩りの良いところですよね。持ち帰りから食べるところまでのポイントを、美浜町にある貝の店「貝匠(かいしょう)」の木村光正さんに教えてもらいました。



「まず、貝の持ち帰り方について。アサリは水温が20℃を超えてしまうと弱りやすい、ということを覚えておいてください。なので、ペットボトルを余分に持って行って海水を入れ、クーラーボックスに一緒に入れて、保冷剤代わりにすると良いですよ」。
 
持ち帰ったらすべき3工程



 ①貝をざるにあげてさっと洗い、貝の表面についているゴミや砂を取る
 ②24時間程度海水に浸し、砂出しさせる
 ③丁寧にもう一度洗う

 
とってくると、その日に食べたくなってしまいますよね。でも木村さんによれば、やはり24時間=1日間は砂出しさせたいとのこと。早まって食べて、ジャリっとならないように、1日は我慢です。一方で、海水の中に入れる時間が長すぎると、貝が死んでしまうので要注意。長ければ良いというものでもないんですよね。 
 
意外!味噌汁は冷凍アサリに軍配


3工程が終わったら、ここから「料理して食べる」「冷蔵する」「冷凍する」へと、道が分かれます。冷蔵だと3日程度、冷凍だと2~3か月程度大丈夫だそう。そうした期間によってどうするかが決まると思っていたら、木村さんが面白いことを教えてくれました。
 


身を楽しみたいならそのままか冷蔵で、出汁を使うなら冷凍がいいですよ」。
つまり、酒蒸しなどにするならそのままか冷蔵、味噌汁やクラムチャウダーなど、アサリのダシとしての旨みを生かすなら冷凍がおすすめだということです。
 

このように同じ数だけ、鍋に入れて火にかけました(右側が冷凍したアサリ)

実際に木村さんが、冷凍したアサリとしていないアサリで味噌汁づくり。食べ比べさせてもらうと…。


ゆで汁の色が全く違うの、分かりますか?(右側が冷凍したアサリ)
 
めちゃめちゃ違いました! 味噌を入れる前のゆで汁の色合いも、香りも、味も、はっきりと違うのが分かります。断然、冷凍したものの方がしっかりとダシが出て美味しかったです。
 
というわけで、とってきたアサリを洗ったら数日分の献立を考えて、冷蔵庫行きと冷凍庫行きの配分を決めましょう。まずは新鮮なアサリの「身」をしっかりと楽しんで、その後は2~3か月、定期的にアサリの味噌汁を楽しむというやり方が良いかもしれませんね。


貝を剥く木村さん。「コツをつかめば、できますよ」
 
せっかくとってきたアサリ、冷蔵・冷凍の選び方も分かったし、いろんなメニューで楽しみたいと思いますよね。木村さんに聞くと「生のまま自分で剥けるようになると、もっと料理の幅が広がりますよ」とのこと。雑炊やアサリの干物など…自分で作れたらと想像すると、ヨダレが出ちゃいそうですね。その辺も含めて、もっと貝の楽しみ方を知りたくなったら、貝匠に寄ってみるのも良いかもしれません。
 
▼貝匠を知りたい人はこちらもチェック
art-2970,art-2962
▼教えてくれたのはこちら

 貝匠
(かいしょう)

住所 美浜町北方尾木毛36
電話 080-5126-9616
営業時間 10:00~17:00
定休日 火曜休
駐車場 有
Instagram kaisyo44

 
▼場所はこちら


最後に、大井漁業協同組合豊丘支所さんからいただいたアドバイスを。各海岸で潮干狩りが開催される時間帯の、開始時間頃までには到着した方が良いですよとのこと。特に土日は道路も駐車場も混み合います。場合によっては入場できないこともあるので、「せっかく来たのに潮干狩り出来なかった…」なんてならないように、早めに出発して、知多半島の潮干狩りを楽しんでくださいね。

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