「今度の休日、どこのプールに行こう?」そのように迷っているあなたにぴったりなのが、知多半島エリア。家族みんなで楽しめる屋内温水プールから、夏限定のウォーターアスレチックまで、魅力的なプールがたくさんそろっています。
この記事では、知多半島のプールを厳選して紹介。施設ごとの特徴や設備、安心して楽しむためのポイントまで、初めて行く人でも分かりやすいようにまとめました。お出かけ先に悩んでいる人も、地元の穴場を再発見したい人も、ぜひチェックしてみてください。
知多半島で年中利用できる屋内温水プールから夏季限定の屋外ウォーターアスレチックまで幅広く楽しめる全7か所を紹介します。
ファミリー、カップル、一人でも安心して選べるそれぞれ施設の特徴や設備、アクセスを詳しく解説しています。
▼場所はこちら
1.西知多医療厚生組合健康増進施設「アクアマリンプラザ」
2024年春にオープンした「アクアマリンプラザ」は、知多市にある地域密着型の健康増進施設です。
25mの温水プールをはじめ、水中ウォーキングに適した多目的プールや水深が浅く初心者や子どもにも優しいサブプールなど、利用者のニーズに合わせた3種類のプールが用意されています。
館内にはトレーニングジムやスタジオ、ジャグジー、採暖室も完備されており、運動後のリラックスにもぴったり。とくに注目なのが、関節の柔軟性や姿勢改善をサポートする「ホグレルマシン」の導入です。医療やリハビリの分野でも使われるこのマシンは、一般的なフィットネスクラブには少なく、日常の健康管理を目的とする人にとっては大きな魅力と言えるでしょう。

親子で参加できる親子スイミングや、小中学生向けのスイミングスクール、大人向けのアクアエクササイズなど、プログラムも充実。
清潔で明るい施設内はバリアフリーにも対応しており、どんな世代でも安心して通えるのがうれしいポイントです。▼過去記事
art-7023,art-4796,art-5262
▼詳細はこちら
東海市にある「しあわせ村健康ふれあい交流館」は、緑豊かな聚楽園公園内に位置する、市民の健康づくりを支える複合施設です。施設内は明るく清潔感があり、授乳室や多目的トイレ、バリアフリー設備も整っているため、小さな子どもや高齢者でも安心して利用できる環境が整っています。

またすぐ隣には温浴施設も併設されていて、プールで体を動かしたあとにゆっくりとリフレッシュできるのも嬉しいポイントです。
その中心的な存在が屋内温水プール。天候に左右されず、季節を問わず楽しめるのが大きな魅力です。
プールは子ども向けの浅いプールからウォータースライダー付きの中規模プールまでそろっており、特に小さな子ども連れのファミリーに人気です。
水遊び用のおもちゃも設置されていて、遊びながら水に慣れることができます。
公園全体が自然に囲まれているので、プールの前後に散策やピクニックも楽しめます。
気軽に足を運べる距離感と、家族全員がのびのび過ごせる空間がそろった、東海市の隠れた人気スポットです。▼詳細はこちら
武豊町にある「CCNCプールたけとよ」は、天候に左右されず年中快適に利用できる屋内温水プールです。
25m×8コースのメインプールをはじめ、水深が調節される子ども用プール、水中歩行やリハビリに適したアクアケアプール、そしてジャグジーも完備されていて、子どもから大人まで幅広く楽しめる施設となっています。
館内2階にはトレーニングジムやスタジオ、多目的室などの設備も充実。
なかでも「ホグレルマシン」と呼ばれる関節の柔軟性や姿勢改善をサポートするトレーニング機器が導入されていて、健康維持や体づくりを目的とする人に好評です。
清潔感のある明るい内装と、ゆとりある駐車場も魅力のひとつです。
スイミング教室や水中エクササイズなどのプログラムも豊富に開催されていて運動を習慣化したい人にもぴったり。
小さな子どもから高齢者まで無理なく通える地域の健康拠点として親しまれています。
▼詳細はこちら
CCNCプールたけとよ
住所 武豊町忠白田11-7 電話 0569-84-0220 営業時間 月~土・祝 9:00~22:00、日曜 9:00~18:00 定休日 火曜、年末年始休 ※その他メンテナンス休館有 駐車場 有(150台) 公式サイト https://www.taketoyopool.com/
|
半田市にある「半田福祉ふれあいプール」はごみ処理の熱を活用した屋内温水プールで、年間を通じて快適に利用できる人気のレジャースポットです。
注目は、77mのスライダーが2基も設置されている点。
直線タイプとカーブタイプの2種類があり、それぞれ異なるスリルを楽しめるため、子どもから大人まで大人気です。
そのほかにも流れるプール、25mプール、幼児用・児童用プール、ジャグジー、リラクゼーションプールなど、施設の充実ぶりは圧巻。
泳ぐ・遊ぶ・くつろぐ、すべてのニーズを満たしてくれます。
館内は明るく清潔で、バリアフリーにも配慮されており、どの年代の人にも安心して利用してもらえる環境です。
スタッフの見守り体制や水深ごとのゾーン分けも行き届いていて、初めての子ども連れや泳ぎが苦手な方でも無理なく楽しめます。
アクティブに遊ぶもよし、ゆったり体をほぐすもよし。遊びと健康づくりのどちらも叶えられる、満足度の高い屋内プールです。▼詳細はこちら
半田市福祉ふれあいプール
住所 半田市乙川末広町50-1 電話 0569-26-6661 営業時間 火~金 13:00~21:00、土日祝 10:00~21:00、※7/21~8/31 10:00~21:00 定休日 月曜、年末年始(12/29~1/3)休 ※その他長期休館の場合あり 駐車場 有(112台) 公式サイト https://handa-fureai.heteml.net/
|
常滑市の自然豊かな大曽公園内に位置する「常滑市温水プール」は、子どもから大人まで幅広く利用できる屋内施設です。2025年にリニューアルオープンされ、さらに快適で利用しやすい環境になりました。
25m×7コースのメインプールに加えて、水中歩行ができる歩行専用プールも完備されています。
地域のスイミングスクールの会場としても利用されており、泳ぎを習いたい子どもたちや健康のために通う大人たちの姿が多く見られます。
施設内は清掃が行き届いていて、明るく開放的な雰囲気。安全面にも配慮されており、安心して利用できるのが特長です。
すぐそばには広い芝生広場や遊具エリアもあるため、家族で1日中楽しめるお出かけスポットとしても人気です。
天候に左右されず利用できるのはもちろん、自然と運動をバランスよく取り入れられる環境が整っているのが魅力です。▼詳細はこちら
大府市にある「住友重機械温水プール」は、清掃工場の余熱を活用した環境配慮型の屋内プールです。
一年を通して水温が安定しており快適に泳げることから、地元の人たちの健康づくりやリフレッシュの場として親しまれています。
プールエリアには、25mプールを中心に、子ども用の浅いプールや歩行専用レーン、ジャグジーも完備。泳ぎたい人も、水中運動をしたい人も、自分のペースで過ごせるのが魅力です。
施設全体がゆったりとしたつくりになっていて、窓から差し込む自然光が明るく開放的な雰囲気を演出しています。
建物2階には観覧席や多目的スペースがあり、子どものスイミングを見守る家族やレクリエーションで訪れる利用者にも対応。清潔感のある更衣室やシャワーブースなどもあって、安心して利用できる環境が整っています。
静かに体を動かしたい人や混雑を避けて過ごしたい人におすすめの施設です。▼詳細はこちら
7.南知多グリーンバレイ|ウォーターアスレチック(夏季限定)
南知多町にある「南知多グリーンバレイ」は、自然環境を活かしたフィールドアスレチックが人気の総合アウトドア施設。その一角で夏季のみ楽しめるのがウォーターアスレチックです。
子どもから大人まで楽しめる仕掛けが満載で、アスレチックの爽快感を“水上”で体験できるのが特徴です。
プールは広さ18m×15m(水深約60cm)と17m×15m(水深約80cm)の2面構成。
フロートや浮島、滑り台など多彩な遊具が設置されており、水の抵抗も相まって普段と違う遊び心地が味わえます。
また、人気のチューブスライダー「バトルリバー」では、専用浮き輪に乗って勢いよく滑り降りる爽快アクティビティも。全身を使って遊べる、動きのあるプールです。
50分ごとに10分の休憩があり、疲れたら日陰のベンチでちょっとひと休みするのも◎。
オムツ利用時は水遊び用オムツが必要ですが、プールサイドには持ち込み禁止のビーチボールや水鉄砲といったルールが設定されており、安全にも配慮されています。
入園料だけでプールとフィールドアスレチック、さらにスカイコースターやバンジージャンプ、パターゴルフ、BBQ場など多彩なアクティビティが楽しめるのも魅力。
夏の1日を家族やグループで思いっきりアクティブに楽しみたい人におすすめのスポットです。
▼「南知多グリーンバレイ」関連記事
知多半島は海に囲まれているので、夏には多くの人が海水浴を楽しんでいます。
また各市町には屋内外のプール施設が整備されているので、地元の人々は目的やシーンに応じて海とプールを使い分けます。特に屋内温水プールは季節や天候に関係なく利用できるため、健康維持や運動習慣づくりに広く活用されています。
知多半島には新舞子、りんくうビーチ、内海など海水浴で有名なスポットも多くあります。
▼海水浴場13か所
潮風を感じながら海で泳ぐ開放感は格別ですが、波や天候の影響を受けやすく、混雑や安全面の不安があるのも事実です。
そんなときに心強いのが、安心して泳げるプールの存在です。
特に小さな子どもや泳ぎが苦手な人にとっては、監視員のいる管理された環境や一定の水深が確保されたプールの方が安心です。
一方で自然の中で思いきり遊びたいという場合には、アクティビティ感のある海水浴場がぴったり。
目的や年齢、天気に応じて使い分けることで、夏をより快適に楽しむことができます。
夏休みに小学生の子どもが行くなら小学校のプール開放を利用する手も
知多半島の多くの市町では、夏休み期間中に「小学校のプール開放」が実施されています。これは地域の児童が安全に遊べる場を提供するために、学校のプールを一定の条件下で開放される取り組みです。
地域ボランティアや保護者、教職員が見守る中で運営されて、費用も無料または非常に安価で利用できることが多いのが特徴です。
ただし自治体や小学校ごとに実施日や参加条件が異なるため、事前に学校や市町の広報をチェックしておくことが大切です。
混雑しがちな公共プールや海と比べ、地元の小学校プールなら距離も近く、安心して子どもを送り出せるという保護者の声も多く上がります。
夏休みの定番として、ぜひ活用したい選択肢のひとつですね。
知多半島のプール利用時に気をつけたいルールとマナー
知多半島のプールは家族で楽しめる場所であると同時に公共施設として多くの人が利用する共有空間でもあります。
快適かつ安全に過ごすためには、それぞれの施設で設けられているルールやマナーを守ることが大切です。
ここでは、特に見落としがちなポイントを中心に、事前に知っておきたい注意点をまとめました。
多くのプールでは、スイミングキャップの着用が義務付けられています。
これは衛生管理や排水溝の詰まり防止のためで、髪の長さに関わらず全員が対象となるケースがほとんどです。
また、髪が長い人はキャップの下にしっかりとまとめることもマナーのひとつ。
メッシュ素材のキャップでもOKな施設が多いため、通気性や快適さで選ぶと良いでしょう。
加えて、ラッシュガードやTシャツでの入水を制限しているプールもあるため、事前に公式サイトで確認しておくのがおすすめです。
服装ルールを守ることで、自分だけでなく周りの利用者にも安心感を与えられます。
乳幼児と一緒にプールに行く際には、「おむつOK」の表示だけでなく、どのタイプのおむつが許可されているかを確認する必要があります。
多くの施設では「水遊び用おむつの上に水着を着用すること」が条件となっており、通常のおむつだけでの利用はNGです。
また、プールサイドでの排泄処理は禁止されているほか、衛生管理の観点からトイレトレーニング中の子どもについても配慮が求められます。心配な場合は、短時間での利用やこまめなトイレチェックを心がけると安心です。
周囲に不快な思いをさせないためにも、小さなマナーをしっかり守ることが大切です。
知多半島の中には、レジャー施設としてのプールだけでなく、「健康増進」や「リハビリ」目的に設計された施設も少なくありません。
たとえば、歩行専用レーンでは水中ウォーキングが前提で、浮き具やジャンプ行為が禁止されていることもあります。
同じ施設内でも遊び向けと運動向けでプールエリアが分かれている場合もあるため、入る前に表示や注意事項をしっかり確認しましょう。
泳ぎたい人、遊びたい人、それぞれが気持ちよく利用するためにも、ルールを理解した上で場所を選ぶことが重要です。
家族や子ども連れの場合、つい持っていきたくなるのが水鉄砲やビーチボールなどの遊び道具。しかし、公営プールの多くではこれらのアイテムは安全管理上の理由から禁止されています。
また浮き輪についても、大型サイズや2人用のものはNGとなっていることが多いので注意が必要です。
特に混雑時は、周囲との接触や事故のリスクが高くなるため、持ち込み禁止のルールが厳しくなりがちです。
楽しく過ごすためにも施設ごとの規定をしっかり確認し、必要であれば現地で貸し出される遊具や備品を利用するのがおすすめです。
知多半島には、屋内で一年中楽しめる温水プールから夏だけの限定ウォーターアスレチック、健康増進を目的とした本格的な施設まで多彩なプールがそろっています。
それぞれに個性があり利用する人の年齢や目的に合わせて選べるのがこのエリアの魅力です。
家族でワイワイ過ごしたい休日にも、ひとりで体を動かしたい日にも、知多半島ならぴったりのプールがきっと見つかります。
この記事で紹介した情報をもとに、気になる施設があればぜひチェックしてみてください。
ルールやマナーを守って、誰にとっても気持ちの良いプール体験を目指しましょう。
次の週末や夏休み、知多半島のプールで過ごす一日は、きっと心に残る素敵な思い出になるはずです。