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K's Gallery

武下久美子
東海市在住。

1996年、病に倒れ、原因不明の難病「RSD」を発症。両足と手足の自由を失う。 発症から1年半が過ぎた頃、友人に勧められて絵と出会う。 以来、自宅で闘病生活を送りながら、わずかに動く右手で絵を描き続けている。 友人や家族の協力で、旧東海市民病院や東海市市民活動センターなどで個展も開催。 2002年には作品を集めた著書『自分との闘い 自分への励まし』を出版し、 病気と向き合う辛さや周りの人たちへの感謝の思いを綴った。 全身に強い痛みが走る難病と闘いながらも前向きに生きる武下さんの姿は多くの反響を呼んでいる。
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ニュース
ぐるりお遍路の旅
JTB

2010年 3月 1日のコラム

開きかけた椿の蕾 花言葉「気取らない魅力」


主人が、岐阜大の病院から戻ってきて4時間後(17時55分)
病院から電話があり、
「ソエルの容態が悪化し、
持ち応えられないかもしれないので、来て下さい」。 

主人は私の事があるため、すぐ次男に連絡を入れ、
「悪いがソエルが危ない、
すぐ病院へ行くので母さんの事頼むな」と連絡を取り、
すぐ岐阜大へ。

19時50分、次男が大きなお盆に、
(おにぎり、きんぴらごぼう、えびフリッター、
漬物、焼き鮭、味噌汁)
主人の分は、別のタッパーに入れ持って来てくれる。

私は、お腹は空いているが、
胸が一杯で、朝からほとんど口にしていない。

けど、次男のお嫁さん由美江ちゃんの心遣いに、
おにぎり、きんぴらごぼうと、美味しく頂きました。
ソエルに「ごめんね・・・」と言いながら。

20時25分、主人から電話が。
主人の声が消されるぐらいのソエルの鳴き声が
電話の奥から聞える。

ソエルが鳴いている♪♪ 涙が出るほど、ホッとする。